日本精神史

自然宗教の逆襲

著者 阿満 利麿
出版社 筑摩書房
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
出版年月日 2017/02/25
ISBN 9784480847461
判型・ページ数 4-6・306ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 お取り寄せ
権力や多数者に分別なくつき従い、主体的に考えることがない。そうした国民的心性の根底に何があるか。日本人の原初的な神観念にまで立ち返り、歴史的由来を探る。
まえがき

第一章 無常観とニヒリズム―日本人の歴史意識
 1 天皇の責任
 2 ニヒリズム
 3 歴史とはなにか
 4 「感」から「観」へ
第二章 人間宣言―日本人と天皇
 1 天皇とはなにか
 2 天皇を支える国民感情
第三章 自然宗教―日本人の精神の基層になにがあるのか
 1 神の「原型」
 2 神を所有する人々
 3 神を「僭称」する
 4 共同体のための神々
第四章 「自然宗教」のはたらき―仏教と日本人
 1 他国神
 2 仏教徒政治
第五章 普遍宗教の誕生―平等な救済原理
 1 普遍的「創唱宗教」とは
 2 末世
 3 仏教受容の深化―『今昔物語集』のなかの仏教
 4 法然の仏教
第六章 普遍性の喪失―自然宗教の逆襲
 1 教団の形成
 2 「自然宗教」の威力
 3 現世主義
 4 「浮き世」の成立
第七章 普遍性の再生―日本人は変われるのか
 1 主体性とはなにか
 2 特殊主義的性格
 3 普遍性を回復する道
 4 「想像力」の回復
 5 浄土仏教の社会倫理

参考文献
あとがき

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