弾左衛門と江戸の被差別民 【ちくま文庫う41-1】

著者 浦本 誉至史
出版社 筑摩書房
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2016/06/10
ISBN 9784480433503
判型・ページ数 文庫・296ページ
定価 本体840円+税
在庫 お取り寄せ
浅草弾左衛門を頂点にした、花の大江戸の被差別民の世界に迫る。ごみ処理、野宿者への対応、大道芸人も弾左衛門の支配下にあった。独自の自治機構ともいえる被差別社会の知られざる実態が明らかになる。(解説 外村大) ※本書は2003年11月に明石書店より『江戸・東京の被差別部落の歴史』の書名で刊行されたものを解題・文庫化しました。
まえがきにかえて

第一章 弾左衛門のはじまり
 一 徳川氏の江戸入府とともに始まった弾左衛門の歴史
 二 弾左衛門とは何者か
第二章 弾左衛門体制の確立に向けて
 一 「享保非人出入」のはじまり
 二 弾左衛門体制確立に向けた重要事件
 三 「享保非人出入」の決着
 四 弾左衛門の「栄光と憂鬱」
第三章 被差別民の町、浅草新町
 一 上野の花見
 二 浅草新町の歴史
 三 浅草新町の様子
 四 新町の住民―長吏
 五 新町の住民―猿飼
第四章 江戸の非人たち
 一 近世都市江戸と非人たち
 二 浅草非人頭車善七
 三 非人の生活
 四 非人と町人
 五 松平定信と「無宿・野非人」
第五章 大道芸を生業とした乞胸と願人
 一 かなり「ユニーク」な乞胸という存在
 二 天保の改革と乞胸
 三 願人という存在から考える、近世という時代
第六章 弾左衛門体制―支配と自治の体制
 一 長くは続かなかった「最盛期」
 二 江戸の都市政策に深くかかわった弾左衛門
 三 武州鼻緒騒動と弾左衛門体制
第七章 自主的解放を求めて
 一 「身分引上げ」求めて活動した弾左衛門
 二 新政府に独自の身分解放策提示した弾左衛門
 三 中央集権と相いれなかった被差別民の自治

あとがき
文庫版あとがきにかえて

解説―外村大

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