佐渡の五重塔

日蓮宗妙宣寺五重塔の歴史

著者 児玉 信雄
出版社 刀水書房
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2016/03/30
ISBN 9784887084148
判型・ページ数 4-6・223ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 お取り寄せ
佐渡に配流された日蓮を身を挺して世話し、後に妙宣寺開山となった阿仏房日得と、その妻千日尼とを祀る開山堂。全国22基ある重要文化財の五重塔の内、最後に指定を受けた小さな塔。その裏には、歴代貫首や末寺、檀家、鋳物師…その他大勢の人々の思いが綾をなし、92年もの歳月を要して文政10年に五重塔が再建されるという壮絶な歴史がある。造塔に関わった多くの人々に丁寧に光を当てながら、彼らの信仰の姿を辿る。
口絵
序 『佐渡の五重塔―日蓮宗妙宣寺五重塔の歴史』の刊行を祝す…山本 仁
 はしがき
  凡例

第一章 日蓮の佐渡配流と阿仏房妙宣寺
 1 阿仏房妙宣寺
 2 日蓮―打ち続く法難と佐渡への配流
 3 配所の日蓮と阿仏房日得負債
 4 阿仏房日得
 5 日蓮がみた佐渡
 6 阿仏房の在家と日蓮の配所塚原

第二章 開山堂再建の開始
 1 妙宣寺第二五世日機
 2 甲府信立寺における日機
 3 飯高檀凛の化主に就任
 4 三重塔としての再建
 5 材木注文の覚と棟梁飛騨重治郎
 6 資金集めの江戸出開帳
 
第三章 再建事業の復活と五重塔の完成
 1 妙宣寺第三一世日體
 2 文政五年の江戸出開帳
 3 再建の出願と佐渡奉行所との紛糾
 4 棟梁本間茂三右衛門
 5 妙宣寺五重塔の構造上の特徴
 6 伏鉢は語る―鋳工長谷川久左衛門と浄祐寺
 7 日體の冤罪と復歴

終章 佐渡と不授不施派
 1 鍋かむり日親と妙宣寺
 2 不授不施派の祖日奥
 3 慶長法難の僧日経
 4 身池対論とその影響
 5 寛文の法難と日講
 6 日體から恩師日利への手紙
 7 おわりに

付篇
 Ⅰ 妙宣寺の寺領について―「河内坊」と「あぶつ寺」
 Ⅱ 阿仏房妙宣寺中興の祖一八世日英について

あとがき

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