部落解放を考える

差別の現在と解放への探求

著者 友永 健三
出版社 解放出版社
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2015/09/15
ISBN 9784759210316
判型・ページ数 4-6・342ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 お取り寄せ
部落差別の現状や、部落解放の取り組み、そしてこれからどうするのか。部落解放・人権研究所の事務局長・所長として、長年、解放運動を理論的に支えてきた著者が、50年の研究・実践をふまえて、提起する。
●部落差別の現状
「特別措置法」後の部落差別の実態は、どうなっているか
「部落地名総鑑差別事件」は終わっていない― 発覚四〇年にあたり、成果と課題を考える
●部落解放の思想と運動
水平社宣言の現代的意義について
「同対審答申」五〇年と部落差別の撤廃
差別なき世界の構築をめざした部落解放運動の役割― 反差別国際運動創立二五周年をふまえて
●人権確立にむけた法整備の課題
いま、あらためて人権条例制定の意義と課題を考える
人種差別撤廃条約と部落問題― 日本政府見解の問題点と今後の方向
●部落解放にむけた取り組みの広がり
「同和教育」の成果と課題、今後の方向を考える
二一世紀と人権― 宗教者への期待
部落差別撤廃と企業― 九〇年の歴史から考える
食肉業・食肉労働に対する偏見と差別の撤廃をめざして
●現在の部落差別をどうとらえるか
現在の部落差別をどうとらえ、部落解放をどう考えるか

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