戦後の部落解放運動

その検証と再考

著者 谷元 昭信
出版社 解放出版社
ジャンル 歴史・資料
出版年月日 2023/03/15
ISBN 9784759210392
判型・ページ数 4-6・309ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
戦後の部落解放運動の歴史を、その第一線で活躍してきた著者が、時系列で追いながら、経験をふまえた運動論的な分析を加え、それが差別の撤廃と人権社会の確立に果たした社会的な役割を明らかにし、今後の運動の展望を示す。


 本書は、雑誌『部落解放』で2020年11月号から2年間23回にわたって連載された「春告鳥は地を這う―戦後部落解放運動史の検証と再考」を単行本化したものである。
第1章●戦後部落解放運動の再建と水平社運動の継承― 統一と生活権擁護を希求した部落解放全国委員会の再建活動
第2章●戦後民主改革をめぐる保革の激闘
第3章●日本国憲法と差別問題の位相
第4章●行政闘争方式の確立と「オール・ロマンス事件」の再考
第5章●糾弾闘争・行政闘争の今日的な意義と社会的責任論
第6章●国策樹立運動の本格化と同対審設置法の制定
第7章●教科書無償化闘争の教訓と「同対審」答申の意義と課題
第8章●1960年代諸論争と「同対審」答申具体化への立法論争
第9章●同和対策事業特別措置法制定の意義と同和行政をめぐる闘い
第10章●1970年代― 部落解放運動の疾風怒濤の時代
第11章●部落解放運動が胎蔵していた社会変革への可能性と限界
第12章●「特措法」の限界と「部落解放基本法」制定運動の展開
第13章●反差別国際運動の結成と第三期部落解放運動の提唱
第14章●歴史的な激変をみせる国内外情勢と部落解放運動
第15章●同盟組織の若干の混乱と人権政策の着実な前進
第16章●「地対財特法」失効にともなう混迷と新たな運動への転換
第17章●「2006年不祥事問題」と運動再生への必死の模索
第18章●2011年「綱領改正」と運動の新機軸
第19章●部落差別解消推進法の積極的活用と「誇りの戦略」
第20章●水平社創立100年の地平からの「部落解放への展望」

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