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京都の部落解放運動史
水平社創立100年
著者 | 『京都の部落解放運動史』編纂委員会 編 |
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出版社 | 解放出版社 |
ジャンル | 歴史・資料 > 歴史 |
出版年月日 | 2022/04/02 |
ISBN | 9784759242300 |
判型・ページ数 | 菊判・402ページ |
定価 | 本体3,600円+税 |
在庫 | 在庫あり |
1922年3月3日の全国水平社創立の一カ月後、4月2日に京都府水平社が創立された。以来、水平運動から戦後の部落解放運動へ、部落差別からの解放を希求する運動は連綿と受け継がれ、2022年で100年を迎える。
しかし、100年を経てなお、私たちの前には部落差別が存在し、運動を続けざるをえない現実がある。結婚差別や就職差別、差別発言・落書きなどが横行し、近年はインターネット上での差別扇動など、深刻な実態となっている。
本書は、自由・平等を願求しながら志を果たせないまま亡くなった先人たちの思いを受け継ぎ、過去100年の運動から教訓を学びとり、これからの部落解放運動の未来を展望する。
日本の近現代史、全国の部落解放運動の動きに京都の部落解放運動を位置づけながら、京都の独自性をも描き、今日の部落解放同盟京都府連合会の運動方針を踏まえつつ、史料にもとづいて客観的な事実を明らかにする。
しかし、100年を経てなお、私たちの前には部落差別が存在し、運動を続けざるをえない現実がある。結婚差別や就職差別、差別発言・落書きなどが横行し、近年はインターネット上での差別扇動など、深刻な実態となっている。
本書は、自由・平等を願求しながら志を果たせないまま亡くなった先人たちの思いを受け継ぎ、過去100年の運動から教訓を学びとり、これからの部落解放運動の未来を展望する。
日本の近現代史、全国の部落解放運動の動きに京都の部落解放運動を位置づけながら、京都の独自性をも描き、今日の部落解放同盟京都府連合会の運動方針を踏まえつつ、史料にもとづいて客観的な事実を明らかにする。
序章 京都の部落問題と本書の構成
第一節 京都の地域的特性と被差別民衆
第二節 京都の中世から近代にかけての部落史
第三節 本書の構成と留意点
第一章 水平運動の伝統と戦後部落解放運動の成立
第一節 京都府水平社の創立と展開
第二節 アジア・太平洋戦争と京都府水平社
第三節 部落解放全国委員会京都府連合会の成立と展開
第二章 部落解放運動の拡大と同和対策事業の進展
第一節 部落解放同盟への名称変更と部落解放国策樹立運動
第二節 日本共産党との対決と「同対審」答申完全実施要求
第三節 「特別措置法」制定と民主化闘争
第三章 部落解放運動の発展と「基本法」制定要求運動
第一節 部落解放三大闘争の展開
第二節 「基本法」制定要求運動と「地対協」路線との対決
第三節 21世紀を見すえた部落解放運動
第四章 部落解放運動の新展開と展望
第一節 「特別措置法」後の動向と部落解放運動
第二節 狭山再審闘争と差別事件
第三節 部落解放の未来へ
補章 京都の部落解放運動に半世紀― 西島藤彦さんに聞く―
第一節 京都の地域的特性と被差別民衆
第二節 京都の中世から近代にかけての部落史
第三節 本書の構成と留意点
第一章 水平運動の伝統と戦後部落解放運動の成立
第一節 京都府水平社の創立と展開
第二節 アジア・太平洋戦争と京都府水平社
第三節 部落解放全国委員会京都府連合会の成立と展開
第二章 部落解放運動の拡大と同和対策事業の進展
第一節 部落解放同盟への名称変更と部落解放国策樹立運動
第二節 日本共産党との対決と「同対審」答申完全実施要求
第三節 「特別措置法」制定と民主化闘争
第三章 部落解放運動の発展と「基本法」制定要求運動
第一節 部落解放三大闘争の展開
第二節 「基本法」制定要求運動と「地対協」路線との対決
第三節 21世紀を見すえた部落解放運動
第四章 部落解放運動の新展開と展望
第一節 「特別措置法」後の動向と部落解放運動
第二節 狭山再審闘争と差別事件
第三節 部落解放の未来へ
補章 京都の部落解放運動に半世紀― 西島藤彦さんに聞く―