新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
講座 近現代日本の部落問題3 現代の部落問題
全国水平社は、2022年3月3日で100周年を迎える。
この『講座 近現代日本の部落問題』全三巻(以下、本講座)は、これを記念して発刊される論文集です。
第一巻「近代の部落問題」(担当:朝治武)、第二巻「戦時・戦後の部落問題」(担当:黒川みどり)、第三巻「現代の部落問題」(担当:内田龍史)という、全三巻で構成している。
第三巻が対象とする時期は、1970年代以降から現在にいたるまでのおおむね50年間である。
前半は1965年の同和対策審議会答申をうけ、1969年に制定された同和対策事業特別措置法のもとで大きく進展した部落解放運動と部落問題に対する政治・社会の対応を、高度経済成長終了後の低成長とグローバル化にともなう日本社会の変動を視野に入れつつ描く。
後半は、2002年に同和対策に関する一連の特措法が期限切れを迎えた後、不可視化されつつある現代の部落問題の現実、さらには水平社100年の後の部落解放のあり方を展望する。
この『講座 近現代日本の部落問題』全三巻(以下、本講座)は、これを記念して発刊される論文集です。
第一巻「近代の部落問題」(担当:朝治武)、第二巻「戦時・戦後の部落問題」(担当:黒川みどり)、第三巻「現代の部落問題」(担当:内田龍史)という、全三巻で構成している。
第三巻が対象とする時期は、1970年代以降から現在にいたるまでのおおむね50年間である。
前半は1965年の同和対策審議会答申をうけ、1969年に制定された同和対策事業特別措置法のもとで大きく進展した部落解放運動と部落問題に対する政治・社会の対応を、高度経済成長終了後の低成長とグローバル化にともなう日本社会の変動を視野に入れつつ描く。
後半は、2002年に同和対策に関する一連の特措法が期限切れを迎えた後、不可視化されつつある現代の部落問題の現実、さらには水平社100年の後の部落解放のあり方を展望する。
序章 現代の部落問題………内田龍史
狭山事件と狭山裁判闘争の60年………友常 勉
国民融合論と北原泰作………手島一雄
部落差別撤廃の法制化………金子匡良
部落解放をめざす教育の展開………森 実
部落女性の解放運動………熊本理抄
部落解放運動100年と国際連帯………友永健三
ナショナリズムと複合差別………山本崇記
結婚差別と「家」制度………齋藤直子
同和問題に関する意識調査からみる部落差別認識の変容………内田龍史
ポスト特措法時代における被差別部落の実態………妻木進吾
ネオリベラリズム時代の同和地区の階層分化………野口道彦
部落の貧困と低学力問題………髙田一宏
インターネットと差別………李嘉永
部落解放運動と日本社会の変革………北口末広
狭山事件と狭山裁判闘争の60年………友常 勉
国民融合論と北原泰作………手島一雄
部落差別撤廃の法制化………金子匡良
部落解放をめざす教育の展開………森 実
部落女性の解放運動………熊本理抄
部落解放運動100年と国際連帯………友永健三
ナショナリズムと複合差別………山本崇記
結婚差別と「家」制度………齋藤直子
同和問題に関する意識調査からみる部落差別認識の変容………内田龍史
ポスト特措法時代における被差別部落の実態………妻木進吾
ネオリベラリズム時代の同和地区の階層分化………野口道彦
部落の貧困と低学力問題………髙田一宏
インターネットと差別………李嘉永
部落解放運動と日本社会の変革………北口末広