戦後日本の宗教史 【筑摩選書116】

天皇制・祖先崇拝・新宗教

著者 島田 裕巳
出版社 筑摩書房
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
シリーズ 筑摩選書
出版年月日 2015/07/15
ISBN 9784480016232
判型・ページ数 4-6・328ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 お取り寄せ
敗戦がもたらした混乱と、その後の復興。宗教を軸に日本社会と日本人の精神の変遷をたどる。宗教学者・島田裕巳の集大成。
はじめに

1 敗戦と混乱期

第一章 敗戦によって国家神道体制はどう変容したのか

第二章 『先祖の話』のもつ意味
第三章 敗戦が生んだ新宗教
第四章 宗教をめぐる法的な環境の転換

2 高度経済成長と変化する戦後の宗教

第五章 戦後の天皇家が失ったものとその象徴としての役割
第六章 創価学会の急成長という戦後最大の宗教事件
第七章 創価学会の政治進出と宗教政党・公明党の結成
第八章 靖国神社の国家護持をめぐる問題
第九章 戦後における既成仏教の継承と変容

3 高度経済成長の終焉と宗教世界の決定的な変容

第十章 政教分離への圧力その創価学会と靖国問題への影響
第十一章 オイル・ショックを契機とした新新宗教概念の登場
第十二章 靖国神社に参拝しなくなった昭和天皇の崩御
第十三章 創価学会の在家主義の徹底と一般社会の葬儀の変容
第十四章 オウム真理教の地下鉄サリン事件

おわりに

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