盤珪 不生のひじり 【東西霊性文庫6】

著者 小林 圓照
出版社 ノンブル社
ジャンル 日本仏教 > 禅宗系
出版年月日 2015/04/17
ISBN 9784903470863
判型・ページ数 B6・214ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 品切れ・重版未定
江戸中期、いわゆる不生禅を創始した盤珪禅師の、宗教的実践とその思想を解説。
序 盤珪と日本的霊性

凡 例



第一部 盤珪「不生禅」の周辺


一 不生へのプロセス 盤珪の独創的な霊性啓発


1 日本人の禅を開く

国語でする問答/まっすぐに指し示す/民衆に呼びかける


2 盤珪の霊性的自覚の道 明徳を求めて独りゆく

浜田のわんばく/大いなる疑い/梅の香に悟る


3 不生 はからい以前の真実

不生(日本的霊性)の発見/不生の信心決定/不生の深まり

4 不生の実践
仏心の安座/仏心の浄土/仏心宗・明眼宗


5 庶民教化の活動

仏心の平等と慈悲/女性教化/伝道の成果


6 盤珪禅の不思議

祖師禅への里帰り/盤珪禅の長短


7 結語 不生の「場」と現代


二 不生の一行三昧


はじめに

1 盤珪周辺の浄土教的背景

゙一摩耶三仏を出す

゙一向宗との出合い 「川越の名号」事件

゚国師は弥陀如来の化身ならん


2 不生の信心決定


3 不生の坐禅と不生の念仏・浄土
゙不生の坐禅、仏心の安坐
゙不生の念仏、真実の廻向
゚浄土の遠近、不生仏心の浄土


4 結 語 不生の一行三昧


付 録
盤珪の宗教経験 「不生」の直接性と媒介性の問題点
盤珪の経験の直接性/盤珪の経験の媒介性

レスポンス 花岡永子

宗教経験とは/宗教経験の直接性とは/宗教経験の媒介性とは/宗教経験に於ける直接性と媒介性

討 議 上田閑照・小林圓照・武田龍精・田中裕・八木誠一・安永祖堂・司会:花岡永子



第二部 生・老・病・死からの解放??盤珪の不生に学ぶ


はじめに

1 四苦八苦


2 釈尊の時代と小都市の倫理

3 釈尊の四苦体験

4『法句経』で説かれた老・病・死

5 釈尊の最後の旅

6 四苦をのりこえる道

7 二つの挿話に学ぶ

8 四苦と現代

9 結 語


盤珪禅師略年譜

参照地図

盤珪禅師関係略図

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