岩波講座 宗教8 暴力

破壊と秩序

著者 末木 文美士
関根 康正
鎌田 東二
関根 清三
池内 恵
今村 仁司
桂島 宣弘
西谷 修
石井 公成
町田 宗鳳
出版社 岩波書店
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
シリーズ 岩波講座 宗教
出版年月日 2004/09/28
ISBN 9784000112383
判型・ページ数 A5・300ページ
定価 本体3,400円+税
在庫 お取り寄せ
神の名のもとに行われるテロ、そして「悪魔の所業」への報復。宗教は、ときには人類の暴力・権力と深く結びつき圧政の源泉となり、ときには力の解体にかかわり平和と非暴力をもたらす。宗教の両義性はどこに由来し、展開してきたのか?現代における様々な宗教にかかわる問題の解決の途を探る。
《暴力―破戒と秩序》 序論 (末木文美士)

Ⅰ 暴力と秩序の由来
  ケガレと差別 (関根康正)
  神々と王権 (鎌田東二)
  受難の逆説 (関根清三)
Ⅱ 宗教と権力のダイナミズム
  イスラーム的宗教政治の構造 (池内恵)
  言葉と暴力 (今村仁司)
  近代宗教制度の暴力 (桂島宣弘)
Ⅲ 戦争と平和
  ヨハネ・パウロ二世の場所 (西谷修)
  宗教者の戦争責任 (石井公成)
  平和のメッセージ (町田宗鳳)

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 暴力のかたわらで (西村明)

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