受賞のお知らせ(2024年度) - 2024.12.02
岩波講座 宗教9 宗教の挑戦
科学文明の発展により衰退が予想されていた宗教は、グローバル化と個人化の進んだ現在新たな力を得ている。政教分離をめぐる緊張に満ちた綱引き、地域紛争、ジェンダーやエスニシティをめぐる葛藤を理解するために、宗教への洞察は不可欠である。現代における「宗教の挑戦」の諸相を多角的に考察する。
《宗教の挑戦》 序論 (島薗進)
Ⅰ 世俗主義の限界
宗教とナショナリズム (近藤光博)
タイの上座仏教と公共宗教 (矢野秀武)
世俗化の限界、政教分離への異論 (櫻井義秀)
Ⅱ 支配と抵抗
フェミニズムと宗教 (川橋範子)
帝国主義と宗教 (大塚和夫)
宗教による支配・抵抗から主体化へ (田中雅一)
Ⅲ 多元化・個人化の中で
マイノリティの立場と宗教 (木村武史)
誰が死者を弔うか (川村邦光)
宗教間対話 (星川啓慈)
読書案内
「トロイの木馬」と「クモのいないクモの巣」 (岩井洋)
Ⅰ 世俗主義の限界
宗教とナショナリズム (近藤光博)
タイの上座仏教と公共宗教 (矢野秀武)
世俗化の限界、政教分離への異論 (櫻井義秀)
Ⅱ 支配と抵抗
フェミニズムと宗教 (川橋範子)
帝国主義と宗教 (大塚和夫)
宗教による支配・抵抗から主体化へ (田中雅一)
Ⅲ 多元化・個人化の中で
マイノリティの立場と宗教 (木村武史)
誰が死者を弔うか (川村邦光)
宗教間対話 (星川啓慈)
読書案内
「トロイの木馬」と「クモのいないクモの巣」 (岩井洋)