対論 脳と生命 【ちくま学芸文庫】

著者 養老 孟司
森岡 正博
出版社 筑摩書房
ジャンル 入門・お経・実用 > 生・死、福祉・医療
シリーズ ちくま学芸文庫
出版年月日 2003/02/01
ISBN 9784480087454
判型・ページ数 文庫・286ページ
定価 本体900円+税
在庫 お取り寄せ
とめどなく科学技術が発達していく現代社会において、人間の「生」と「死」が持つ意味とは何なのか?快適さを追求してきたはずの都市のなかに、人間はみずから囲い込まれてしまったのではないか?そこで、はたして、人間はほんとうに幸福になったのか?日本人の死生観から、医療、宗教、超能力、教育問題、ヒューマニズムの本質まで。オウム事件直前の1994年末、脳科学者と生命哲学者が、生命と科学、そして人間社会の未来について、くまなく踏み込んでいく白熱の対論。
第1章 自然な死はどこにあるのか
    死との出会い/自己の延長としての死体 ほか
第2章 死をめぐる「意味」の問題
    体外離脱と臨死体験/超常現象は脳内現象か ほか
第3章 ヒューマニズムの陥穽
    快と不快/ヒューマニズムとは何か ほか
第4章 システムの超克と人類の未来
    宣長における公と私/医学と宗教 ほか

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