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輔教編 【禅の語録14】
宋初、雲門宗の明教大師契嵩(広西省鐔津の人、杭州霊隠寺に住む)の著。上、中、下三巻。その内容は原教(教とは何か)、孝論、「壇経」賛、真諦無聖論、など。唐の韓愈いらいの儒教側の排仏の風潮に対抗して、仏教の五戒十善と儒教の五常とを会通するなど、儒仏一致を力説したもので、当時の士大夫に大きな影響を与えたという。『鐔津文集』十九巻所収、また註つき単行のものもある。
はしがき
凡例
輔教編
李屏山の序
輔教編 上
原教
一、生死の由来と性情の機能
二、五乗と五戒十善
三、仏法の政治的効用
四、儒教と仏教とは本は一体である
五、三世因果と情習
ほか
勧書第一
一三、著述の由来
一四、根本としての心を信ぜよ
一五、仏教と名教は矛盾せず
一六、韓退之は排仏論者にあらず
一七、『復性書』は仏経にもとずく
勧書第二
一八、独善的教学意識を捨てよ
一九、仏法は天意に合す
二〇、唐代における仏教興隆
二一、神明の威力
二二、善悪と陰徳
勧書第三
二三、名公や庶人の信仰体験
二四、儒教で性命を詳説しない理由
二五、人情に従うなかれ
輔教編 中
広原教
二六、著述の意図
二七、教は聖人の垂迹である
二八、権教と実教
二九、五戒十善四諦十二因縁六度万行
三〇、心と道
ほか
輔教編 下
孝論
五三、叙述の理由
五四、明孝章第一―孝の由来
五五、孝本章第二―孝の根本
五六、原孝章第三―孝の原理
五七、評孝章第四―孝心の普遍化
ほか
壇経賛
六六、仏所伝の妙心
六七、定慧を本とす
六八、『壇経』の作られた理由
六九、妙心と修成
七〇、衆生の迷妄と聖人の苦心
後序
解説
索引
凡例
輔教編
李屏山の序
輔教編 上
原教
一、生死の由来と性情の機能
二、五乗と五戒十善
三、仏法の政治的効用
四、儒教と仏教とは本は一体である
五、三世因果と情習
ほか
勧書第一
一三、著述の由来
一四、根本としての心を信ぜよ
一五、仏教と名教は矛盾せず
一六、韓退之は排仏論者にあらず
一七、『復性書』は仏経にもとずく
勧書第二
一八、独善的教学意識を捨てよ
一九、仏法は天意に合す
二〇、唐代における仏教興隆
二一、神明の威力
二二、善悪と陰徳
勧書第三
二三、名公や庶人の信仰体験
二四、儒教で性命を詳説しない理由
二五、人情に従うなかれ
輔教編 中
広原教
二六、著述の意図
二七、教は聖人の垂迹である
二八、権教と実教
二九、五戒十善四諦十二因縁六度万行
三〇、心と道
ほか
輔教編 下
孝論
五三、叙述の理由
五四、明孝章第一―孝の由来
五五、孝本章第二―孝の根本
五六、原孝章第三―孝の原理
五七、評孝章第四―孝心の普遍化
ほか
壇経賛
六六、仏所伝の妙心
六七、定慧を本とす
六八、『壇経』の作られた理由
六九、妙心と修成
七〇、衆生の迷妄と聖人の苦心
後序
解説
索引