訳注 声字実相義

著者 松長 有慶
出版社 春秋社
ジャンル 日本仏教 > 真言宗系(密教含む)
出版年月日 2020/06/20
ISBN 9784393113486
判型・ページ数 4-6・167ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
真言宗の名にもあらわれているように、密教において言葉は重要な役割を持つ。 空海の思想の上でも重要な著作である、文字・音声とものや仏との関係を独自の鋭い考察から論じた『声字実相義』に、仏教用語から出典まで丁寧な解説を加え、わかりやすく読解した決定版。
『声字実相義』の全体像
 1 音と声、名と実
 2 物、形、色、動き
 3 声・言葉の三種の機能
 4 インド思想における声・言葉
 5 中国思想における声・言葉
 6 『声字義』における色・文字・声
 7 『声字義』における物と心
 8 『声字義』の著作年代
 9  声、心、いのちあるもの、いのちなきもの、一つに融け合う


声字実相義 本論

一 序説
 1 内容の区分け
 2 主題の提示

二 本論
 1 本論の区分け
 2 題名の解釈
   イ 声字実相の五字の釈
   ロ 声、字、実相、義を個々に釈し、六合釈を用い、五字を合わせ釈す
 3 内容の解説
   イ 声字実相という思想の典拠
   ロ 引用した頌の一般的な意味と奥深い意味
   ハ 引用した頌の密教的な意味
 4 声字実相の内容
   イ 頌の提示
   ロ 五大と声響
   ハ 十界と言語
   ニ 生き物の世界の言語
   ホ 文字の真か妄かの区別
   へ 真言とは何か
   ト 真言と妄語の違い
   チ 六塵は文字
 5 色塵の文字 
   イ 色塵の頌
   ロ 顕色とは
   ハ 形色とは
   ニ 表色とは
   ホ 表色のまとめ
 6 ものの存在について
   イ 四大種とものとの関係
   ロ 極微粒子は存在するか
   ハ 四大種ともの
   ニ 文字に対する賢愚の対処
   ホ 生物・非生物、共に三種の色塵を具える
 7 仏身と国土
   イ 法身仏の身体と国土
   ロ 報身仏の身体と国土
   ハ 応化仏の身体と国土
   ニ 等流仏の身体と国土
   ホ 四身の身体と国土
   へ 衆生の身体と国土
   ト 能く迷い能く悟る
   チ 問答

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