新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
正法眼蔵第二 摩訶般若波羅蜜 私釈
経に依り教に依る有の思惟
この巻は般若心経の解釈でも、空を説くのでもない。
『心経』の無眼耳鼻舌身意、無色声香味触法の「無」をとって、上座部および大乗の教学範疇を認め、経を大切にし、敬礼という敬虔な態度を説く。
また如浄の頌によって、虚空に掛る風鈴のように、入ってくる色声香味触を、取捨選択なしにそのまま受け流す坐禅を称え、その坐禅こそチリンチリンと鳴るような無上の説法であると示す。
諸解釈を詳細に吟味し、「摩訶般若波羅蜜」の真意を読み解く。
『心経』の無眼耳鼻舌身意、無色声香味触法の「無」をとって、上座部および大乗の教学範疇を認め、経を大切にし、敬礼という敬虔な態度を説く。
また如浄の頌によって、虚空に掛る風鈴のように、入ってくる色声香味触を、取捨選択なしにそのまま受け流す坐禅を称え、その坐禅こそチリンチリンと鳴るような無上の説法であると示す。
諸解釈を詳細に吟味し、「摩訶般若波羅蜜」の真意を読み解く。
一章 般若心経の道元による解釈
一節 五蘊は般若
二節 般若心経の無を取った諸範疇はそれぞれ般若
三節 大乗などのそれぞれの範疇は般若
二章 大般若経・著不著相品の道元による解釈
一節 敬礼と施設可得
二節 虚空
三節 守護般若
三章 先師如浄の風鈴頌
風鈴頌
四章 大般若経・隨喜迴向品の道元による解釈
仏薄伽梵は般若
一節 五蘊は般若
二節 般若心経の無を取った諸範疇はそれぞれ般若
三節 大乗などのそれぞれの範疇は般若
二章 大般若経・著不著相品の道元による解釈
一節 敬礼と施設可得
二節 虚空
三節 守護般若
三章 先師如浄の風鈴頌
風鈴頌
四章 大般若経・隨喜迴向品の道元による解釈
仏薄伽梵は般若