仏教小説 王舎城の悲劇

物語で読む浄土真宗

著者 向谷 匡史
出版社 草思社
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2021/09/23
ISBN 9784794225375
判型・ページ数 4-6・301ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり
苦しみの果てに「救われていく道」がある――。
古代インドで起こった事件「王舎城の悲劇」についての公開講座を舞台に、老僧侶と四人の受講生がおりなす味わい深い物語。
《苦悩の本質を、お釈迦さまがときあかす》という言葉に惹かれて集まった悩み多き受講生たちは、仏典が伝える愛憎の物語をどのように受けとめたのか?
軽妙な問答の中から浄土真宗の根本思想が浮かび上がる出色の仏教小説!
第1回講義
 仏教はなにを説いているのか
 《四門出遊》の伝説 ほか

第2回講義
 お経の役割
 生まれるまえから恨みをもつ者 ほか

第3回講義
 反省するのも「欲」
 「物語におけるリアリティ」とはなにか ほか

第4回講義
 投獄された父王
 釈迦の沈黙 ほか

第5回講義
 幽閉されたイダイケ
 無言の説法 ほか

第6回講義
 自己都合で生きてきた自分
 いまここで救われていく道がある ほか

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