新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
源氏物語の主題と仏教【新典社研究叢書 359】
源氏物語には、平安貴族が精神的な拠り所とした主に天台・比叡山の思想が通底している。
作中の行事をはじめ、あらゆる宗教的事象に目を向け、ひたむきに全体の主題・光源氏・宇治の物語を読み解く。
作中の行事をはじめ、あらゆる宗教的事象に目を向け、ひたむきに全体の主題・光源氏・宇治の物語を読み解く。
第Ⅰ部 物語を読み解く方法 主題と仏教
第一章 本居宣長の「もののあはれ」論と仏教
第二章 物語の論理
第三章 仏教行事と源氏物語
第四章 源氏物語における出家者の役割
第Ⅱ部 光源氏の物語
第一章 源氏物語と聖徳太子伝説
第二章 源氏物語と五壇の御修法―源氏の須磨退去と関連して―
第三章 藤壺の宮夜居の僧都と観修
第四章 「物の怪」と「魔」についての考察
第五章 源氏物語の「物の怪」と「降魔」
第六章 寛弘年間道長の道心と源氏物語―道長の御嶽詣で・木幡三昧堂・法性寺を中心に―
第七章 光源氏の信仰と天台思想
第八章 日本霊異記の応報観―往生要集と源氏物語とをつなぐもの―
第九章 源氏物語の応報観―同態における応報について―
第十章 光源氏の「罪」と「贖(あがない)」―阿闍世王の物語と光源氏の応報―
第十一章 源氏物語と浄土の思想―紫の上供養の極楽の曼荼羅をめぐって―
第十二章 夕霧巻の構造
第Ⅲ部 宇治の物語
第一章 源氏物語と二十五三昧会―大君物語の前提として―
第二章 八宮―準拠としての花山院・二十五三昧会―
第三章 浮舟物語の構造
第四章 源氏物語の心象風景
第五章 横川の僧都Ⅰ―説話と物語文学とのはざまに―
第六章 横川の僧都Ⅱ―その思想と行動をめぐって―
第七章 浮舟・横川の僧都と「出家授戒作法」
第八章 絵解き源氏物語―浮舟物語と「二河白道図」―
付 源氏物語と虹いくたび―川端康成の「源氏物語」体験―
第一章 本居宣長の「もののあはれ」論と仏教
第二章 物語の論理
第三章 仏教行事と源氏物語
第四章 源氏物語における出家者の役割
第Ⅱ部 光源氏の物語
第一章 源氏物語と聖徳太子伝説
第二章 源氏物語と五壇の御修法―源氏の須磨退去と関連して―
第三章 藤壺の宮夜居の僧都と観修
第四章 「物の怪」と「魔」についての考察
第五章 源氏物語の「物の怪」と「降魔」
第六章 寛弘年間道長の道心と源氏物語―道長の御嶽詣で・木幡三昧堂・法性寺を中心に―
第七章 光源氏の信仰と天台思想
第八章 日本霊異記の応報観―往生要集と源氏物語とをつなぐもの―
第九章 源氏物語の応報観―同態における応報について―
第十章 光源氏の「罪」と「贖(あがない)」―阿闍世王の物語と光源氏の応報―
第十一章 源氏物語と浄土の思想―紫の上供養の極楽の曼荼羅をめぐって―
第十二章 夕霧巻の構造
第Ⅲ部 宇治の物語
第一章 源氏物語と二十五三昧会―大君物語の前提として―
第二章 八宮―準拠としての花山院・二十五三昧会―
第三章 浮舟物語の構造
第四章 源氏物語の心象風景
第五章 横川の僧都Ⅰ―説話と物語文学とのはざまに―
第六章 横川の僧都Ⅱ―その思想と行動をめぐって―
第七章 浮舟・横川の僧都と「出家授戒作法」
第八章 絵解き源氏物語―浮舟物語と「二河白道図」―
付 源氏物語と虹いくたび―川端康成の「源氏物語」体験―