聖徳太子に秘められた古寺・伝説の謎

正史に隠れた実像と信仰を探る

著者 瀧音 能之
出版社 ウェッジ
ジャンル 日本仏教 > 奈良仏教系
歴史・資料
出版年月日 2021/04/20
ISBN 9784863102361
判型・ページ数 B6・271ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 在庫あり
教科書から「聖徳太子」の呼称が消えて久しいが、厩戸王こと聖徳太子は、摂政として天皇を補佐し、十七条憲法の制定、遣隋使派遣など、大陸文化の積極的な受容に努め、国家の体制づくりに尽力したことで知られる。
教科書が描き、一般的にイメージされる太子像は、仏教を重んじた辣腕の政治家であり、古代史のカリスマであろう。
だが、『日本書紀』などが「聖者」として太子を礼賛する一方で、太子にまつわる謎・不明な点は多い。
いかにして聖徳太子は「聖者」(カリスマ)となり得たのか?
日本書紀を精読し、あえて書紀が描かなった部分を、各地の太子の足跡・伝承からも補足しながら、古代史の第一人者が謎解き風に真実に迫る歴史教養本。
第1章 聖徳太子の生涯を知る
第2章 斑鳩と法隆寺の謎
第3章 聖徳太子ゆかりの古寺と史蹟
第4章 聖徳太子伝説の謎

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