新装版 聖徳太子『十七条憲法』を読む

日本の理想

著者 岡野 守也
出版社 大法輪閣
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2019/10/10
ISBN 9784804614182
判型・ページ数 4-6・234ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
日本はこんなにすばらしい国だった。
わが国で最初に成文化された「国のかたち」―『十七条憲法』は、日本人の精神史的なアイデンティティの原点だが、これまで必ずしもその真意は理解されてこなかった。
本書は、唯識やトランスパーソナル心理学にもとづく新たな思想運動で知られる著者が、その一条一条を訓読・現代語訳した上で、独自の視点から読み解き、ここに〈菩薩〉としての理想のリーダー像と、日本人が進むべき道を探る意欲作。
混迷する時代のなかで、ともすると自信喪失しがちな日本人に問う、新たな「日本の理想」の再発見の書である。
序章
第1章 「和」という国家理想
第2章 「和」の理論と方法としての仏教
第3章 リーダー・エリートの存在理由について
第4章 礼による統治
第5章 公正な裁きによる統治
第6章 法による統治
第7章 菩薩的リーダーによる統治
第8章 精進としての公務
第9章 相互信頼と信の共有
第10章 凡夫の自覚の共有
第11章 信賞必罰による統治
第12章 愛民と妥当な徴税
第13章 公務における共同
第14章 競争と嫉妬のデメリット
第15章 リーダー・エリートの歩むべき道
第16章 民のための統治
第17章 独裁制の否定
終章
聖徳太子関連略年譜

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