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中世神祇講式の文化史

中世の仏教儀礼書・神祇講式が地域に伝播し独自に読解され、近世において在地の宗教文化を創り出した。中世神仏信仰論を問い直す書。

著者 星 優也
出版社 法藏館
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2023/02/28
ISBN 9784831862747
判型・ページ数 A5・320ページ
定価 本体6,000円+税
在庫 在庫あり
中世の仏教儀礼書であった神祇講式は、いかに地域に伝播し独自に読解され、在地の宗教文化を創り出したのか。花祭をはじめとする各地の祭礼調査と文献史料から、中世から近世への連続と展開を追い、中世仏信仰論を問い直す。
序 章 研究史の整理と本書の位置

第一部 『神祇講式』の儀礼世界
 第一章 神冥論──『神祇講式』「廻向発願」段をめぐって──
 第二章 諸社瑞籬は則ち厳浄仏土なり──『神祇講式』の社壇浄土説──
 第三章 大日印文・第六天魔王神話──中世神話としての『神祇講式』──

第二部 『神祇講式』の流布と展開
 第四章 解脱上人・神冥・太子伝──文保太子伝と『神祇講式』──
 第五章 熱田神と魔界廻向──真福寺蔵『熱田講式』をめぐって──
 第六章 津軽岩木山縁起の生成──安倍仲満撰『十坊縁起』を読む──

第三部 『神祇講式』と神楽・祭文
 第七章 講式から祭文へ──『神祇講秘式』論──
 第八章 三輪流神道の神楽──『神祇講式』と『神楽大事』を中心に──
 第九章 『神祇講式』と神楽・祭文──奥三河と南九州──
 終 章 本書の成果と課題

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あとがき

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