試し読み

歴史と地域のなかの神楽

中世から近世、そして近代へと変貌していく歴史と、岩手、奥三河、備後、出雲、土佐、対馬の地域に展開した神楽の豊穣な現場へ誘う書

著者 八木 透
斎藤 英喜
星 優也
出版社 法藏館
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2023/04/30
ISBN 9784831862785
判型・ページ数 A5・280ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 在庫あり

神楽は古代だけではない。中世から近世、そして近代へと変貌していく歴史とともに、
岩手、奥三河、備後、出雲、土佐、対馬の地域に繰り広げられた神楽の豊穣な現場へ誘う。
神楽研究、最前線の書。

序──神楽研究、さらなる深化のために (斎藤英喜)

Ⅰ部 神楽史の中世

第一章 中世注釈と岩戸神楽説──『兼邦百首哥抄』の記述から (星 優也)
第二章 中世、対馬の八幡信仰、放生会と神楽──国難克服祈願としての祭儀と芸能 (松尾恒一)
第三章 一六世紀前後の出雲における社人・巫女の組織化と荒神 (岡 宏三)
コラム1 歴史のなかの花祭へ――近世への射程  (星 優也)

Ⅱ部 神楽史の近代

第四章 神楽の近代──大乗神楽の事例から (鈴木正崇)
第五章 神楽と国譲り神話──近代における芸能の創造 (鈴木昂太)
第六章 折口信夫の「神楽」研究・再考──「鎮魂術」をめぐって (斎藤英喜)
コラム2 コロナ禍の都市祭礼と民俗芸能 (八木 透)

Ⅲ部 神楽と地域社会
第七章 近世、榛名山太々講の商品性 (矢嶋正幸)
第八章 「墓獅子」の変遷における一考察──岩手県と青森県八戸市を中心に (中嶋奈津子)
コラム3 いざなぎ流の神楽と土佐のカグラ (梅野光興)

あとがき――総括にかえて (星 優也)

関連書籍

SHOPPING ご注文

3,500円+税

試し読み

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

おすすめ書籍

  • 仏教書販売研究会

  • 歴史書懇話会

  • 浄土真宗の法話案内

  • 寺院コム

  • bookcover

  • mokoroku

  • detabase

  • バーゲンブック

  • 仏教のすすめ

  • Kinoden

  • Maruzen eBook Library

  • Knowledge Worker