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法然とその時代【法蔵館文庫】 (文庫)

否定を媒介とする法然の廻心を基軸に、人間の魂の遍歴を普遍化することで、歴史研究の成果を「人間」理解一般にまで昇華させた労作。

著者 田村 圓澄
坪井 剛 解説
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 浄土宗系
歴史・資料 > 歴史
シリーズ 法蔵館文庫
出版年月日 2023/11/15
ISBN 9784831826558
判型・ページ数 文庫・256ページ
定価 本体1,200円+税
在庫 在庫あり
法然はいかにして専修念仏へ帰入するに至ったのか。否定を媒介とする法然の廻心を基軸に、人間の魂の遍歴を「自己を超えたもの」との関係から普遍化することで、歴史研究の成果を「人間」理解一般にまで昇華させた意欲的労作。
日本の浄土教
一 日本浄土教の源流
二 空也と源信
三 浄土教の受容者
四 浄土教と社会
五 二つの浄土教
法然とその教団
一 法然の生涯と専修念仏
二 教団の形成と圧迫
三 法然門下への迫害とその事情
四 法然の門流
五 法然上人伝の系譜
鎌倉新仏教の人々
一 源 信
二 「山」の法然・「村」の一遍
三 聖光・証空
四 永 観
五 熊谷蓮生房
六 栄西と法然
七 親 鸞
八 日 蓮
歴史と宗教
一 史 観
二 宗 教
三 宗教の歴史
四 歴史の宗教
五 神

あとがき
解説  坪井 剛

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