新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
松下幸之助の死生観
成功の根源を探る
松下幸之助の経営論の主著『実践経営哲学』では、20項目にまとめられた経営の心得の一つに「自然の理法に従うこと」とあるだけではなく、他項目にも通底して「自然の理法」(あるいはその同義語)の概念が繰り返しみられる。とはいえ、「自然の理法」が経営論の文脈であまり注目されてこなかったのは、宗教的で得体のしれない概念であったことに原因の一つがあるだろうと著者は説く。
第1章 「運命」を生かす―人知を超えた「理法」の存在
第2章 「不健康またけっこう」―病と幸之助
第3章 宗教的背景を探る―「生長の家」のケースを手がかりに
第4章 死生観はどのようにして涵養されたか
第5章 「期待される人間像」議論への参画
補論 幸之助の「商道」が生み出された時代背景
第2章 「不健康またけっこう」―病と幸之助
第3章 宗教的背景を探る―「生長の家」のケースを手がかりに
第4章 死生観はどのようにして涵養されたか
第5章 「期待される人間像」議論への参画
補論 幸之助の「商道」が生み出された時代背景