新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
良寛 その仏道
沙門良寛の根底にあった仏教とは
子どもらと戯れ、市井の人びとと交わり、自らを「大愚」と称して和歌、漢詩、書道に傑出した作品を残した稀代の禅僧。しかしそうした生き方の根本には、仏道への真摯な取り組みがあった。禅思想、『法華経』解釈、浄土教思想、空海への近接……。良寛の多彩で深淵な思想に、現代を代表する仏教研究者が挑む画期的な良寛論。
子どもらと戯れ、市井の人びとと交わり、自らを「大愚」と称して和歌、漢詩、書道に傑出した作品を残した稀代の禅僧。しかしそうした生き方の根本には、仏道への真摯な取り組みがあった。禅思想、『法華経』解釈、浄土教思想、空海への近接……。良寛の多彩で深淵な思想に、現代を代表する仏教研究者が挑む画期的な良寛論。
第一章 良寛の出家と修行Ⅰ―出家および円通寺での修行について
第二章 良寛の出家と修行Ⅱ―行脚への出立から帰郷まで
第三章 良寛の仏道と生活―五合庵以後の生活の状況
第四章 良寛の詩境・禅境―良寛の漢詩と禅の背景
第五章 良寛の『法華経』観Ⅰ―『法華経』と道元・良寛
第六章 良寛の『法華経』観Ⅱ―『法華讃』における道元の影響
第七章 良寛の『法華経』観Ⅲ―『法華讃』に見る良寛の禅思想
第八章 良寛の浄土教―良寛の浄土思想とその特質
第九章 良寛と密教―良寛と空海との関係を探る
第二章 良寛の出家と修行Ⅱ―行脚への出立から帰郷まで
第三章 良寛の仏道と生活―五合庵以後の生活の状況
第四章 良寛の詩境・禅境―良寛の漢詩と禅の背景
第五章 良寛の『法華経』観Ⅰ―『法華経』と道元・良寛
第六章 良寛の『法華経』観Ⅱ―『法華讃』における道元の影響
第七章 良寛の『法華経』観Ⅲ―『法華讃』に見る良寛の禅思想
第八章 良寛の浄土教―良寛の浄土思想とその特質
第九章 良寛と密教―良寛と空海との関係を探る