話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.09.20
禅門の異流 盤珪・正三・良寛・一休【講談社学術文庫】
血まみれになるまで考え抜いた:“不生禅” 盤珪
徳川家旗本から42歳で出家:”在家禅”正三
厳しい自省を静かに徹底した:”大愚禅”良寛
人間性丸出し「大妖怪」:”風狂禅”一休
一 不生の人
二 盤珪禅の特色
三 不生禅の提唱
四 禅師の行履
二王坐禅と在家仏法・正三道人『驢鞍橋』
一 禅門の一匹狼
二 曠劫多生の修行
三 正三の二王禅
四 正三の在家仏法
わが詩は詩にあらず・良寛禅師詩集
一 大愚の生涯
二 詩でない詩(『草庵集』鈔)
風狂の禅と詩と・一休禅師
一 風狂の自由人
二 祖師禅の源流にくんで
三 栄衒の徒を呵して
四 狂雲は大徳下の波旬(悪魔)
五 性の自由境を謳歌して
六 「風狂の禅」私見