道元「赴粥飯法」【角川ソフィア文庫 G1-20】

著者 石井 修道
出版社 KADOKAWA
ジャンル 日本仏教 > 禅宗系
シリーズ 角川ソフィア文庫
出版年月日 2024/06/25
ISBN 9784044007218
判型・ページ数 文庫・307ページ
定価 本体1,060円+税
在庫 在庫あり
道元の著作の一つ、「赴粥飯法」には、仏道修行における食事の意義と作法が述べられている。禅では「さとり」の境地を、日常の営みの中に見出す。そのため、生活の要である「食」は、大事な修行の場でもあるのだ。自らを満たすだけでなく、他者へと想いを向け、心穏やかに生きていくヒントが、ここにはある。道元の意思を説き明かす、やさしい現代語訳と解説に豊富な写真資料を加え、「解題」「道元禅師の生涯」も収録した決定版。
一、 食事と仏法
二、 食事の知らせ
三、 僧堂の入り方(入堂)
     合掌の仕方
     前門と後門
     食事の席順
四、 席に着く方法(上床)
     席の上がり方
     座位
     食事の始まり
五、 器の用意(下鉢)
六、 聖僧への食事のお供え
七、 住職の入堂
八、 食器の並べ方(展鉢)
九、 食前のお唱え
一〇、施食のお唱え
一一、食事の宣言(喝食)
一二、布施に対するお唱え
一三、給仕の仕方(行食)
     給仕の速度・順番
     給仕の動き
     その他、注意事項
一四、給仕の受け方(受食)
一五、五つの想い(五観の偈)
一六、他のものたちへの供養(出生)
一七、粥(朝食)の食べ方
一八、飯(昼食)の食べ方
     食べる時の態度
     食器を扱う際の指について
     手でいただくこと
     箸でいただくこと
     その他、注意事項
一九、食器の洗い方(洗鉢)
二〇、器を洗った水の処理(折水)
二一、食器の収め方(収鉢)
二二、食後のお唱え(処世界梵)
二三、僧堂からの退出(出堂)
二四、説法がない・特別な茶礼の場合(放参・大坐湯・煎点)

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