重版情報(2020年4月~) - 2025.02.05
近刊
史学の近代中国
顧頡剛と胡適・傅斯年の思想と行動
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あらかじめご了承ください。
長大な歴史をもつ中国の知識人は自国の歴史をいかに捉え直し,いかなる「中国」を歴史的に構想したのか。胡適・顧頡剛・傅斯年の学術思想と営為に即して考察する。中国における近代史学の展開に関する本邦初の本格的研究書。
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長大な歴史をもつ中国の知識人は自国の歴史をいかに捉え直し,いかなる「中国」を歴史的に構想したのか。胡適・顧頡剛・傅斯年の学術思想と営為に即して考察する。中国における近代史学の展開に関する本邦初の本格的研究書。
序 章
第一節 本書の問題設定
第二節 本書の方法
第三節 本書の構成
上篇 顧頡剛史学の形成に関する新研究
第1章 史学の論理と方法
第一節 目録学・哲学・史学
第二節 進化・層累・転変──歴史叙述の論理
第三節 史料論的検討
第2章 同時代日本の史学との関係
第一節 崔述の「再発見」
第二節 白鳥庫吉・内藤湖南との比較
中篇 1928年前後における胡適・顧頡剛・傅斯年の学術活動
第3章 国民革命前後における三者の関係
第一節 『古史辨』出版から中山大学招聘まで
第二節 中山大学における同床異夢
第三節 顧頡剛と傅斯年の決裂と北上
第4章 顧頡剛と傅斯年の学術構想・活動
第一節 学術構想と講義・著作
第二節 中山大学語言歴史学研究所から中央研究院歴史語言研究所へ
第5章 学問の方法──胡適と顧頡剛の分岐
第一節 古典文献と「文法」
第二節 治学の方法と材料──何定生問題,革命から学術へ
第三節 「物質文明」への傾倒──胡適と「整理国故」の分裂
第四節 易繫辞伝と疑古・信古の問題
小 結
下篇 史学家の思想と行動
第6章 「中国」の構想と古代史研究
第一節 歴史と言語──結節点としてのフィロロジー
第二節 考古学の意味
第三節 上古史研究と疆域・民族観
第四節 「中華民族」をめぐる議論──1939年・昆明
第7章 「学術社会」の構築
第一節 「学術社会」をめぐる思想・制度・行動
第二節 中央研究院第一次院士選挙(人文組)の構造
終 章
文献一覧
あとがき
索 引
中文目次・要旨
英文目次
第一節 本書の問題設定
第二節 本書の方法
第三節 本書の構成
上篇 顧頡剛史学の形成に関する新研究
第1章 史学の論理と方法
第一節 目録学・哲学・史学
第二節 進化・層累・転変──歴史叙述の論理
第三節 史料論的検討
第2章 同時代日本の史学との関係
第一節 崔述の「再発見」
第二節 白鳥庫吉・内藤湖南との比較
中篇 1928年前後における胡適・顧頡剛・傅斯年の学術活動
第3章 国民革命前後における三者の関係
第一節 『古史辨』出版から中山大学招聘まで
第二節 中山大学における同床異夢
第三節 顧頡剛と傅斯年の決裂と北上
第4章 顧頡剛と傅斯年の学術構想・活動
第一節 学術構想と講義・著作
第二節 中山大学語言歴史学研究所から中央研究院歴史語言研究所へ
第5章 学問の方法──胡適と顧頡剛の分岐
第一節 古典文献と「文法」
第二節 治学の方法と材料──何定生問題,革命から学術へ
第三節 「物質文明」への傾倒──胡適と「整理国故」の分裂
第四節 易繫辞伝と疑古・信古の問題
小 結
下篇 史学家の思想と行動
第6章 「中国」の構想と古代史研究
第一節 歴史と言語──結節点としてのフィロロジー
第二節 考古学の意味
第三節 上古史研究と疆域・民族観
第四節 「中華民族」をめぐる議論──1939年・昆明
第7章 「学術社会」の構築
第一節 「学術社会」をめぐる思想・制度・行動
第二節 中央研究院第一次院士選挙(人文組)の構造
終 章
文献一覧
あとがき
索 引
中文目次・要旨
英文目次