禅の歴史

中国と日本の禅の歴史を宗派や教義に偏らず総覧した初めての書。禅に興味を持ち、学ぶ人の必読書。

著者 伊吹 敦
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 禅宗系
出版年月日 2001/11/10
ISBN 9784831856326
判型・ページ数 A5・394ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 在庫あり
中国と日本の禅の歴史を宗派や教義に偏らず総覧した初めての書。禅に興味を持ち、学ぶ人の必読書。
はしがき 

第I篇 禅のあゆみ[中国]

  第一章 禅の形成―東山法門への道―

    1 達摩以前

    2 達摩と慧可

    3 東山法門の形成

  第二章 禅の拡大と分派―北宗・南宗・牛頭宗―

    1 東山法門の展開

    2 荷沢神会の登場

    3 荷沢神会の影響

  第三章 禅思想の完成と百家争鳴―馬祖禅の隆盛

    1 馬祖道一の登場と禅宗各派の淘汰

    2 禅の発展と社会への浸透

  第四章 禅の普及と変質―北宋時代の禅―

    1 宋の成立と禅

    2 北宋後半における禅の展開

  第五章 禅の継承と維持―南宋・金・元時代の禅―

    1 南宋における禅の展開

    2 金・元における禅の展開

  第六章 禅の終焉―明・清時代の禅―

    1 明代における禅の展開

    2 清代以降の禅

第Ⅱ篇 禅のあゆみ[日本]

  第一章 禅の流入と受容

    1 奈良時代以前の状況

    2 平安時代における禅の受容

    3 平安以前の禅受容の問題

  第二章 宋朝禅の定着

    1 宋朝禅の移入―鎌倉前期―

    2 宋朝禅の定着―鎌倉後期―

    3 禅が定着した理由と問題点

  第三章 禅の拡大と浸透

    1 五山と林下―室町前期―

    2 禅文化の形成と展開

    3 林下の地方発展と密参禅化―室町後期

  第四章 近世における禅の展開

    1 天下統一と禅―桃山時代から江戸幕府の確立まで―

    2 隠元の渡来と仏教復興運動の展開―江戸中期

    3 宗学の発達と白隠禅の形成―江戸後期―

  第五章 近現代における禅

    1 明治維新と禅

    2 軍国主義化と禅

    3 戦後の動向

第Ⅲ篇 禅の現在

  第一章 禅宗教団の現状

    1 禅宗教団とその教勢

    2 禅宗教団の組織

  第二章 禅宗寺院の運営

    1 寺院の構成と役職

    2 寺院の行事

  第三章 禅修行

    1 禅宗僧侶の一生

    2 僧堂生活

    3 坐禅の具体的方法

    4 禅宗寺院で読誦される偈文

参考文献一覧

掲載写真一覧

索引

事項

解説

索引

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