なぜ人はカルトに惹かれるのか

脱会支援の現場から

アレフ脱会支援で気づいた、正しさ依存の心理。自らの体験告白とともに、脱会とは迷いながら生きる勇気を持つこと、とエールを送る。

著者 瓜生 崇
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2020/05/15
ISBN 9784831887795
判型・ページ数 4-6・214ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 在庫あり
アレフ脱会支援で気づいた、正しさ依存の心理。自らの体験告白とともに、脱会とは迷いながら生きる勇気を持つこと、とエールを送る。
はじめに 

第一章 私の入信と脱会体験
 一九九三年、東京――プロローグ
 人生の目的――教団との邂逅
 受験失敗――孤独と喪失 
 シーシュポスの神話――人生は無意味なのか
 救われないぜ――地下鉄サリン事件への衝撃
 過労死――激しい活動と大学中退
 絶対無条件服従――考えることの放棄 
 講師部員――激しい活動と「仲間」への依存 
 インターネット対策――虚構の教団を守る 
 マインド・コントロール――なぜ私は信じたのか 
 パラダイム・シフト――「思考の前提」を疑うということ 
 脱会の決意――人生をやり直す
 再就職と社会復帰――回復へのみちのり 
 親鸞会を除名に――そして脱会支援へ 

 コラムⅠ カルトに定義はあるのか 

第二章 なぜ人はカルトに惹かれるのか
 カルトに入る時期や入信者の傾向はあるのか 
 宗教にニセモノと本物の違いはあるのか 
 なぜ「正しさ」に依存するのか 
 なぜ「正しさ」は暴走するのか 
 きれいな心のままでも人は殺せる 
 「宗教的正義」と「社会的正義」の境界線 
 なにが教祖を誕生させるのか 
 なぜ彼らは神秘体験を求めたのか 
 本当は迷い、もがいている 
 
 コラムⅡ カルトの見分け方はあるのか

第三章 どうしたら脱会できるのか
 どうして脱会する必要があるのか 
 脱会という「正解」を押し付けていないか 
 カルトのことを偏見の目で見ていないか 
 思考停止はゆらいでいる姿 
 カウンセラーや自助グループの役割 
 家族のコミュニケーションの回復 
 教団とその教えについて知る 
 脱会と回復への道筋 
 カルト体験も人生のかけがえのない一ページ 
 
 コラムⅢ どうやって勧誘されるのか 

あとがき 
参考文献 
カルト問題の相談先

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