ハンセン病家族の絆

隔離の壁に引き裂かれても

著者 福西 征子
出版社 昭和堂
ジャンル 入門・お経・実用 > 生・死、福祉・医療
出版年月日 2018/10/30
ISBN 9784812217375
判型・ページ数 4-6・199ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 お取り寄せ
らい予防法による強制隔離のため離散した一家の、断ちがたい愛と絆、そして確執。

長いらい予防法の時代を経て、予防法廃止、ハンセン病国家賠償請求訴訟勝訴(熊本地裁判決)など、昭和・平成の波乱の時代を生き抜いた三人兄弟にインタビュー。

彼らの人生に私たちは何を学ぶのか。
社会復帰者として生き抜いた人生
―「自分を信じて生きたこれまでの人生に悔いはない」(語り 藤崎康年さん)

らい予防法によって破壊された人生
―「外来診療の途が開けていたら、別の人生があっただろう」(語り 藤崎幹夫さん)

全療(患)協運動と共に歩んだ半生
―「この時代まで生き延びた者の背負うべき責務」(語り 藤崎陸安さん)

解説 ハンセン病療養所の医師として―移りゆく療養所の現状のもとで

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