話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.12.16
語録1 【五山版中国禅籍叢刊6】
初祖三論・少室六門・伝心法要他
以下、菩提達磨から唐・宋代の語録を四巻に分けて収録する。本巻は多彩な一六種。達磨に帰せられる『初祖三論』(駒大)と『少室六門』(六地蔵寺)は五山版影印が最初。特に後者は現存一本の初公開である。黄檗の『伝心法要』(金沢文庫)は鎌倉期の古刊本、宗密の『禅源諸詮集都序』は現存唯一の大英博物館蔵の五山版を、それぞれ収録。『雲門広録』(両足院)も鎌倉期の最古刊本、数ある『臨済録』は内閣文庫本を採録。宋代語録では、宋元版の伝本がなく五山版が最古版のものに、『開福寧禅師語録』(書陵部)『圜悟禅師心要』(大東急)『応庵和尚語録』(国会)『運庵和尚語録』(同)『松源和尚語録』(天理)『曹源和尚語録』(両足院)、の諸本を収める。その他、同種の五山版中の最古刊または最善本の『雪峯空和尚語録』(両足院)『虎丘隆和尚語録』(天理)『密庵和尚語録』(国会)『破庵和尚語録』(同)をも採録。
少室六門
達磨三論
六祖壇経
禅源諸詮集都序
黄檗山断際禅師伝心法要
鎮州臨済慧照禅師語録
雲門匡真禅師広録
開福寧禅師語録
仏果圜悟真覚禅師心要
虎丘隆和尚語録
応庵和尚語録
密庵和尚語録
松源和尚語録
破庵語録
曹源和尚語録
運庵和尚語録
達磨三論
六祖壇経
禅源諸詮集都序
黄檗山断際禅師伝心法要
鎮州臨済慧照禅師語録
雲門匡真禅師広録
開福寧禅師語録
仏果圜悟真覚禅師心要
虎丘隆和尚語録
応庵和尚語録
密庵和尚語録
松源和尚語録
破庵語録
曹源和尚語録
運庵和尚語録