宗教と現代がわかる本 2016

著者 渡邊 直樹 責任編集
出版社 平凡社
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
シリーズ 宗教と現代がわかる本
出版年月日 2016/03/04
ISBN 9784582703504
判型・ページ数 B5・251ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 お取り寄せ
特集:聖地・沖縄・戦争 安倍政権と日本会議、安保法制案成立に異議を唱える創価学会員、そして戦後日本の根本的問題を引き受ける沖縄について等々、戦後70年の宗教をめぐる動きを振り返る。また、観光資源としてブームになっている「聖地」の魅力とその根源の意味をさぐる。そして、それらの問題が集約する沖縄について考える。
カラーグラビア
 沖縄 聖地・戦争遺跡・米軍基地・祭り―写真と文・須田慎太郎

一部 聖地
 人はなぜ聖地にひかれるのか―鈴木正崇×五十嵐太郎×岡本亮輔
 複数宗教の聖地エルサレム―臼杵陽
 日本人の聖地観―上野誠
 国民国家の〈聖地〉 国会をめぐって―北條勝貴
 沖ノ島と宗像大社の信仰―森弘子
 ダークツーリズムとは何か―井出明

第二部 沖縄 
 三上智恵監督インタビュー
   民独学のまなざしが沖縄のドキュメンタリー制作の礎に―聞き手・構成 佐藤壮広
 「日本兵」とは誰だったのか?―北村毅
 御嶽をめぐる問題―岡谷公二

三部 戦争
 戦争と死について―西村明×佐藤啓介×石川明人
 戦争と歌の力 鼓舞と慰霊―岡部隆志
 アメリカの戦跡の聖地化―黒田純一郎
 被爆から七〇年、変容する「祈りの長崎」―四條知恵

テーマ
 戦後七〇年の宗教をめぐる動き―堀江宗正
 伝統仏教を体験すること 近角常観と現代―碧海寿広
 「多文化共生」に宗教はどう関わるのか?―高橋典史
 ヒロシマ、官製の平和から感性の平和へ―東琢磨
 長崎におけるカトリックと宗教間交流―西出勇志

レポート
 日本会議と宗教―塚田穂高
 日本人のイスラーム受容―小村明子
 現代台湾の民主化運動と台湾語教会―藤野陽平
 福島を生きる言葉と心―佐藤壮広

緊急座談会
 安全保障法制に反対し公明党の方針を危惧する創価学会員に聞く
  島薗進×中野晃一×天野達志×氏家法雄×粟津賢太

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『宗教と現代がわかる本2016』の編集・刊行にあたって―渡邊直樹

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