丹法入門

白隠「内観法」の真実

著者 岡部 守成
出版社 論創社
ジャンル 入門・お経・実用 > 健康・瞑想
出版年月日 2015/11/30
ISBN 9784846014889
判型・ページ数 4-6・304ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 お取り寄せ
白玉蟾著『玄関顕秘論』の全文を紹介・解説することで、内観法の全体的真相とその意義を解明する。白隠や白玉蟾の著作や釈尊の『法句経』を通してセルフコントロールの道を説く!
Ⅰ瞑想の力

第一章 坐禅修業の道
 白隠禅の門に入る 
 一切衆生悉有仏性
 坐禅を日課とする
 鈴木宗忠老師の室に入る
 円覚寺参禅記(1)―警策の一撃
 円覚寺参禅記(2)―女子高生の坐禅体験
 円覚寺参禅記(3)―無依の道人
 岡田式静坐法との出会い
 おのれこそおのれのよるべ
第二章 坐禅と気功の双修へ
 『夜船閑話』との出会い
 気功と太極拳の修練に励む
 『玄関顕秘論』を知る
 気功と坐禅観法について
第三章 心の修業からいのちの教えへ
 仏法は仏陀となるための方法
 大乗仏教の展開と親鸞の教え
 いのちの教え

Ⅱ 日本への丹法の伝搬

第四章 臍下丹田の秘密を知る
 葬式仏教化に対決した沢庵
 「理気差別論」の考察
 「色即是空・空即是色」―真如ということ
 『頤生輯要』について
 養気法が『養生訓』の中軸
 臍下丹田の妙用を知ること―養生法、坐禅修業、武芸の秘訣なり
 和楽の人生を歩む
第五章 白隠「内観法」は丹法である
 白隠禅師『夜船閑話』の真実
 白隠による「精・気・神」の考察
第六章 白隠以後
 白井享の「練丹」と「天眞赫機」
 大森曹玄の「空の現成」
 「調和道丹田呼吸法」と「岡田式静坐法」について
 黒住宗忠「道のことわり」について

Ⅲ 気功・丹法の基本要領

第七章 気功
 気の正体について
 気の感応交流
 「心斎」ということ
 気功の基本要領
 気功の目的と効能
第八章 丹法
 丹法の伝来
 丹法の基礎的三要素「精・気・神」について
 丹法のいくつかのキーワード
 丹法の四段階

Ⅳ 道教における丹法の展開

第九章 道教南宗練養派
第十章 白玉蟾―丹法の心法を強調
 白玉蟾の業績
 丹法の心法を解明
 「先命後性」を練功の原則とする
 丹法の要訣
 丹法と禅法は同じことなのか
 脳内現象に言及
第十一章 白玉蟾『玄関顕秘論』の注釈
 無心によって帰根復命の道理を体得する
 築基
 森羅万象の霊性を覚る
 丹法の実際
 三教一致

Ⅴ 法句経に学ぶ釈尊の教え

第十二章 「よくととのえしおのれ」こそ導師なり
 『法句経』という仏典
 真実の自己とはなにか
 無我の教え
 ひとり歩むことこそよけれ
 身心を浄化し、よく調えよ―「身・口・意三密の行」
 情動のコントロール―「貪・瞋・痴」を棄てる
 密蜂の智慧

あとがき

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