新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
お経のひみつ 【光文社新書】
お経の内容は難しく、意味がわからない。お葬式や法事の時にお坊さんが唱えているお経は、大半の人にとって意味不明なBGMになってしまっているのではないでしょうか。しかし、お経には仏教のエッセンスが詰まっています。本書では、『般若心経』『法華経』『観音経』『浄土三部経』『理趣経』という5つのお経の意味と背景を丁寧に解説します。お経を知れば、仏教がわかる。仏教を知れば、日本やアジアが見えてくる。人気宗教学者によるまったく新しい仏教入門書。
はじめに
第一のひみつ お経とは何なのか
経典と教典
釈迦は実在したのか
お経は「唱える」もの
南部六宗という「学派」
すべては写経から
聖書という教典について
第二のひみつ 『般若心経』から仏教の歴史が見えてくる
般若心経のバージョン違い
色と空の対比
「空」と「無」が1割以上を占める
虚無か、肯定か
仏教の基本的概念
汚れと浄め
仏教とはどういう宗教なのか
シンプルすぎるスッタニパータのことば
般若心経=勝利宣言
仏教の歴史を示す般若心経
第三のひみつ 「諸経の王」としての『法華経』
長いのになぜ読まれるのか
大乗非仏説
全員”ニセ坊主”の時代があった
日本仏教「在家主義」宣言
不可欠だった「写経」
法華経は28章立て
序品―映画の予告編のようなもの
方便品―殺人者も仏になれるか
如来寿量品―釈迦は一神教の神に近い?
法華経7つのたとえ話
第四のひみつ 観音信仰を支える『観音経』
観音菩薩はなぜ多い?
数々の功徳譚
観音経とはどのようなお経か
千手観音
二宮尊徳の「信仰」
『十句観音経』
第五のひみつ 「浄土三部経」と念仏信仰
さまになるからお経を読む
浄土教信仰の成り立ち
輪廻思想とクリスマス
浄土三部経
お経はスキャンダラス
阿闍世コンプレックス
観想という瞑想法
救済という考え方
お経がわれわれに問うもの
第六のひみつ 『理趣経』に説かれた密教の世界
密教とヒンズー教
密教と最澄
発展する密教
快楽と欲望の肯定
性的エクスタシーこそ悟りの境地
第七のひみつ お葬式ではどんなお経が読まれるのか
こころの認識
人間的欲望を満たす
7人の高僧たちのエッセンス
葬式とお経
おわりに
第一のひみつ お経とは何なのか
経典と教典
釈迦は実在したのか
お経は「唱える」もの
南部六宗という「学派」
すべては写経から
聖書という教典について
第二のひみつ 『般若心経』から仏教の歴史が見えてくる
般若心経のバージョン違い
色と空の対比
「空」と「無」が1割以上を占める
虚無か、肯定か
仏教の基本的概念
汚れと浄め
仏教とはどういう宗教なのか
シンプルすぎるスッタニパータのことば
般若心経=勝利宣言
仏教の歴史を示す般若心経
第三のひみつ 「諸経の王」としての『法華経』
長いのになぜ読まれるのか
大乗非仏説
全員”ニセ坊主”の時代があった
日本仏教「在家主義」宣言
不可欠だった「写経」
法華経は28章立て
序品―映画の予告編のようなもの
方便品―殺人者も仏になれるか
如来寿量品―釈迦は一神教の神に近い?
法華経7つのたとえ話
第四のひみつ 観音信仰を支える『観音経』
観音菩薩はなぜ多い?
数々の功徳譚
観音経とはどのようなお経か
千手観音
二宮尊徳の「信仰」
『十句観音経』
第五のひみつ 「浄土三部経」と念仏信仰
さまになるからお経を読む
浄土教信仰の成り立ち
輪廻思想とクリスマス
浄土三部経
お経はスキャンダラス
阿闍世コンプレックス
観想という瞑想法
救済という考え方
お経がわれわれに問うもの
第六のひみつ 『理趣経』に説かれた密教の世界
密教とヒンズー教
密教と最澄
発展する密教
快楽と欲望の肯定
性的エクスタシーこそ悟りの境地
第七のひみつ お葬式ではどんなお経が読まれるのか
こころの認識
人間的欲望を満たす
7人の高僧たちのエッセンス
葬式とお経
おわりに