曼荼羅国神不敬事件の真相 戦時下宗教弾圧の血涙記

著者 小笠原 日堂
出版社 批評社
ジャンル 日本仏教 > 日蓮宗系
出版年月日 2015/02/01
ISBN 9784826506144
判型・ページ数 A5・183ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 お取り寄せ
曼陀羅国神不敬事件は日蓮宗門七〇〇年未曽有の宗教弾圧事件である。戦時下のためその実相は外部に知られることはなかったが、旧本門法華宗が組織をあげて抵抗し、裁判で弾圧の不当性を暴いた「昭和法難の血涙史」!事件の全貌を通して、国家権力の怖さと自戒すべき教訓が明らかにされる。 (「BOOK」データベースより)
法難史の教訓……新村 出
はしがき
序の巻(予言的中)
一、仏陀の予言――闘諍堅固 白法隠沒
二、聖日蓮の予言――事の戒壇建立
三、三大秘法鈔の遺誡
四、フアツシヨ日蓮主義
五、神官 徳重三郎日蓮曼陀羅禁止を訴う
六、本門法華宗教義綱要事件――所謂鬼畜事件
七、無慈悲の讒言起る――門下の遺弟等暗躍
八、東條の番犬、蓑田胸喜の登場――文部省へ怒鳴り込む
九、焚書の煙り悲し烏山――宗門首脳部総辞職
一〇、風雲急―追撃やまず――日蓮宗学僧教授等続々召喚
一一、再燃―修正本門法華宗綱要事件――天照太神は妙法の垂迹神か
一二、国主法従――東條景信と東條英機

正宗の巻(獄中獄外)
一、四・一一事件――血涙滴々……六師獄中記
二、日蓮陣営震駭――門下の代表身延大会議
三、日蓮遺文削除厳命――昭和改訂版の悲劇……霊艮閣の原版焼却
四、未決監の独房一ケ年――神宮不敬罪の予審終結決定
五、変化の人、行学洞現はる――原真平先生――叡山無動谷決死の願行

流通の巻(公場対決)
一、山田一太郎―自弁志願――難問七ケ條を提けて核心を衝く
二、苅谷奮戦
三、株橋上申
四、断乎控訴す――裁判長大喝 被告敗戦亡国を叫ぶ
五、果然、無罪の判決下る――被告 弁護士 相擁して泣く
六、戦時下の赤十字運動――陣頭に立つ出獄僧
七、高雄の嵐――原先生の獄死
八、大審院の最終判決――天火降つて神聖審判下る
九、平野検事帰正――真日本の先兆

附録:壮烈! 広島殉教記報告――原爆に散る殉教信徒の聖血

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