新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
『涅槃経』を読む 【岩波現代文庫 学術322】
『涅槃経』は、釈尊の入滅されるその日の最後の説法を通して、仏教の根本思想を伝える経典である。クシナーラーの沙羅双樹の中で釈尊が、「仏の永遠性」「一切衆生悉有仏性」などの真理を語る。仏は永遠であり、全ての人間には、仏のさとりを得られる「仏性」が備わっていることが明らかにされる。日本仏教に大きな影響を与えた。 本書は、もともとNHKのラジオ第二放送「こころの時代~宗教・人生~」で放送された講義録である。仏教学の第一人者が、仏教、経典に関心のある一般の聴講者、読者に向けて、『涅槃経』の深遠な教理を分かり易く説いた、仏教入門書としても最適なものである。
第一講 序説―涅槃経とは
第二講 クシナーラー―『涅槃経』の舞台
第三講 純陀の願い
第四講 仏は永遠に
第五講 究極の教え
第六講 仏性とは何か
第七講 仏性を見るのは難しい
第八講 誰にでも仏性はあるのか
第九講 世尊の病
第十講 施身聞偈
第十一講 阿闍世王の救い
第十二講 仏の慈悲
解説…下田正弘
第二講 クシナーラー―『涅槃経』の舞台
第三講 純陀の願い
第四講 仏は永遠に
第五講 究極の教え
第六講 仏性とは何か
第七講 仏性を見るのは難しい
第八講 誰にでも仏性はあるのか
第九講 世尊の病
第十講 施身聞偈
第十一講 阿闍世王の救い
第十二講 仏の慈悲
解説…下田正弘