新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
インド仏教思想史 上
本書は1987年に大法輪閣から出版されたものの復刊です。
平易で易しい文体に定評がある仏教作家の著書のなかでは、硬質で堅い印象をもたれるかもしれません。
上巻では仏教史を正確にとらえながら、かつ文献に当たりつつ根本仏教から大乗思想までをユニークな視点でえがいています。
平易で易しい文体に定評がある仏教作家の著書のなかでは、硬質で堅い印象をもたれるかもしれません。
上巻では仏教史を正確にとらえながら、かつ文献に当たりつつ根本仏教から大乗思想までをユニークな視点でえがいています。
序章 仏教思想史の可能性
一 歴史とは「対話」である
二 わたしの書きたい思想史
三 大乗は「仏教」でないのか
第一章 根本仏教の思想構造
一 釈尊の説かれたもの
二 「宗教」と「無宗教」のあいだ
三 事物の相互依存関係
四 縁起と四諦
五 苦悩の病理学
第二章 釈尊の死をめぐる問題
一 釈尊の教えの固定化
二 虚実のデーヴァダッタ
三 「仏道教」から「成仏教」へ
第三章 原初教団から部派教団へ
一 在家信者の総退場
二 小々戒は捨てるべきか
三 保守派と進歩派の分裂
四 煩瑣な教学の展開
五 「仏教」から「仏教学」へ
六 釈尊から離れた小乗仏教
第四章 大乗仏教の必然性
一 方便の思想と菩薩の精神
二 仏塔信仰と見仏体験
三 廻向――新しい仏教の原理
四 仏塔の私物化をめぐって
一 歴史とは「対話」である
二 わたしの書きたい思想史
三 大乗は「仏教」でないのか
第一章 根本仏教の思想構造
一 釈尊の説かれたもの
二 「宗教」と「無宗教」のあいだ
三 事物の相互依存関係
四 縁起と四諦
五 苦悩の病理学
第二章 釈尊の死をめぐる問題
一 釈尊の教えの固定化
二 虚実のデーヴァダッタ
三 「仏道教」から「成仏教」へ
第三章 原初教団から部派教団へ
一 在家信者の総退場
二 小々戒は捨てるべきか
三 保守派と進歩派の分裂
四 煩瑣な教学の展開
五 「仏教」から「仏教学」へ
六 釈尊から離れた小乗仏教
第四章 大乗仏教の必然性
一 方便の思想と菩薩の精神
二 仏塔信仰と見仏体験
三 廻向――新しい仏教の原理
四 仏塔の私物化をめぐって