インド宗教興亡史【ちくま新書1662】

著者 保坂 俊司
出版社 筑摩書房
ジャンル 各地域仏教 > インド・チベット
歴史・資料 > 歴史
シリーズ ちくま新書
出版年月日 2022/06/10
ISBN 9784480074874
判型・ページ数 新書・266ページ
定価 本体880円+税
在庫 在庫あり
国民の約八割が信仰するヒンドゥー教と、少数派とはいえ有力な宗教が同居するインド。
悠久の歴史において多くの宗教が生まれたこの地はまた、何度も外来の宗教勢力から侵略を受けたが、他宗教による攻撃すら飲み込みながらヒンドゥー教は拡大してきた。
いく筋もの支流が集まり大河となるように、枝から延びる木根が幹となって大樹になるバニヤンのように…。
仏教、ジャイナ教、ゾロアスター教、シク教、キリスト教、イスラム教など、ヒンドゥー教の歴史的ライバルとの対立や融和の関係から、インド文明を読み解く。
序章 比較文明学と宗教
第1章 ヒンドゥー・ナショナリズム
第2章 ヴェーダの宗教、バラモン教、ヒンドゥー教
第3章 バラモン教とインド仏教
第4章 シク教の理想と挫折
第5章 ジャイナ教、ゾロアスター教、キリスト教
第6章 イスラム時代のインド
第7章 仏教盛衰の比較文明学的考察

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