中世京都と祇園祭【読みなおす日本史】

疫神と都市の生活

著者 脇田 晴子
出版社 吉川弘文館
ジャンル 歴史・資料
シリーズ 読みなおす日本史
出版年月日 2016/07/01
ISBN 9784642067157
判型・ページ数 4-6・240ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 在庫あり
華麗な神輿(みこし)渡御(とぎょ)と豪壮な山鉾(やまぼこ)巡行(じゅんこう)で京都に夏の訪れを告げる祇園(ぎおん)祭。都市から疫病を退散させ人々の生活を守る目的で始まり、祭りの形式は全国の先駆けとなった。中世戦乱を乗り越え今日まで、千年続く歴史を描き出す。
第1章 祇園御霊会のはじまり(御霊会のはじまり祇園天神堂)
第2章 御旅所と神輿渡御(神輿渡御の成立御旅所の成立 ほか)
第3章 疫神の二面性(牛頭天王説話の成立と神観念の変化牛頭天王説話の亜種とそのはじまり ほか)
第4章 祭りを支えた人々(神人としての座々の商人神輿渡御と「神子」 ほか)
第5章 山鉾巡行の成立と展開(神輿渡御と山鉾巡行山鉾の起源―下辺経営の鉾 ほか)

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