新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
渋沢栄一はなぜ「宗教」を支援したのか
「人」を見出し、共鳴を形にする
「宗教など信じない」と公言して憚らなかった渋沢栄一。
無宗教を自称する実業家は、なぜ「宗教」を支援したのだろうか?
本書では宗教・宗派を超えた、渋沢の多様な宗教へのかかわり方を、三つの視点から明らかにする。
第Ⅰ部では「宗教」による社会への寄与を評価し、共鳴の基盤を作り上げた姿を考察する。
第Ⅱ部と第Ⅲ部では「徳川の遺臣」として、また「名士」としての「宗教」への支援やかかわりについて考察する。
[ここがポイント]
◎ 「宗教」の視点から渋沢栄一に迫ったはじめての研究書。
◎ 渋沢栄一と「宗教」との関わりを、一次史料に基づいて包括的に明らかする。
◎ 既存の研究を参照しながら、渋沢栄一個人を超え、より広く近代日本における「実業」と「宗教」に関する研究のモデル・ケースの提供を企図した。
無宗教を自称する実業家は、なぜ「宗教」を支援したのだろうか?
本書では宗教・宗派を超えた、渋沢の多様な宗教へのかかわり方を、三つの視点から明らかにする。
第Ⅰ部では「宗教」による社会への寄与を評価し、共鳴の基盤を作り上げた姿を考察する。
第Ⅱ部と第Ⅲ部では「徳川の遺臣」として、また「名士」としての「宗教」への支援やかかわりについて考察する。
[ここがポイント]
◎ 「宗教」の視点から渋沢栄一に迫ったはじめての研究書。
◎ 渋沢栄一と「宗教」との関わりを、一次史料に基づいて包括的に明らかする。
◎ 既存の研究を参照しながら、渋沢栄一個人を超え、より広く近代日本における「実業」と「宗教」に関する研究のモデル・ケースの提供を企図した。
序章 「無宗教」の実業家が「宗教」を支援すること(山口輝臣)
第Ⅰ部 「フィランソロピー」の担い手に対する積極的な援助
第一章 渋沢栄一と日曜学校――見出された「国民外交」への期待(佐藤大悟)
第二章 渋沢栄一による救世軍・山室軍平への支援(町田祐一)
第三章 蓮沼門三と渋沢栄一 ――修養団の「生みの親」と「育ての親」(山口輝臣)
第四章 渋沢栄一と湯島聖堂・孔子祭典――儒教精神の普及をめざして(陳 彦君)
第Ⅱ部 「徳川の遺臣」としての「宗教」への支援
第五章 松平定信顕彰と南湖神社建設への貢献(見城悌治)
第六章 旧幕臣・渋沢栄一と徳川家所縁の寺社をめぐって(原口大輔)
コラム1 渋沢栄一と仏教――徳川家と福祉から考える(金山泰志)
第Ⅲ部 「名士」としての「宗教」へのかかわり
第七章 渋沢栄一と郷里の社寺(馬場裕子)
第八章 渋沢栄一と明治神宮――内苑との隔たり、外苑への思い(平山 昇)
コラム2 渋沢栄一と朝鮮仏教の「復興」――熊本人・中村健太郎との交叉(永島広紀)
第Ⅰ部 「フィランソロピー」の担い手に対する積極的な援助
第一章 渋沢栄一と日曜学校――見出された「国民外交」への期待(佐藤大悟)
第二章 渋沢栄一による救世軍・山室軍平への支援(町田祐一)
第三章 蓮沼門三と渋沢栄一 ――修養団の「生みの親」と「育ての親」(山口輝臣)
第四章 渋沢栄一と湯島聖堂・孔子祭典――儒教精神の普及をめざして(陳 彦君)
第Ⅱ部 「徳川の遺臣」としての「宗教」への支援
第五章 松平定信顕彰と南湖神社建設への貢献(見城悌治)
第六章 旧幕臣・渋沢栄一と徳川家所縁の寺社をめぐって(原口大輔)
コラム1 渋沢栄一と仏教――徳川家と福祉から考える(金山泰志)
第Ⅲ部 「名士」としての「宗教」へのかかわり
第七章 渋沢栄一と郷里の社寺(馬場裕子)
第八章 渋沢栄一と明治神宮――内苑との隔たり、外苑への思い(平山 昇)
コラム2 渋沢栄一と朝鮮仏教の「復興」――熊本人・中村健太郎との交叉(永島広紀)