中世神道入門

カミとホトケの織りなす世界

著者 伊藤 聡
門屋 温
新井 大祐
鈴木 英之
大東 敬明
平沢 卓也
出版社 勉誠出版
ジャンル 民俗・信仰
出版年月日 2022/04/25
ISBN 9784585310068
判型・ページ数 A5・378ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 在庫あり
ダイナミックな発展を遂げた中世日本の神道がわかる、初のガイドブック!

日本古来の信仰でありながらも、時代とともにめまぐるしい変化を遂げてきた「神道」。
中世日本では、仏教と神道の融合現象―「神仏習合」が極めて発展的な展開をみせ、両部神道・伊勢神道・吉田神道など、さまざまな神道の流派が生まれた。
また、儀礼のありかた、体系的に組み合わせられた空間・図像・言説などにより、独自の世界観・世界像を築き、同時代の宗教のみならず政治・文化にも多大な影響を与えてきた。
近年、急速に研究の進展する「中世神道」の見取り図を、「神道の流派」「基本的な概念」「中世の神々」「神話モチーフ」「神道をめぐる人々」「イメージ」「神道書」などテーマごとに立項し、第一線で活躍する研究者が、多数の図版とともにわかりやすく解説する決定版。

 

1 総 論
 1 中世神道とは
 2 神仏習合の諸相
 3 中世神道流派概説
 4 神道伝授のかたち

2 中世の神々
 1 古典神の変貌
 2 広がる信仰
 3 習合神の諸相
 4 鎌倉仏教の神

3 中世神話のモチーフ
 第六天魔王と大日印文
 盤牛王―陰陽道の神話
 天竺からの飛来・漂着
 野馬台詩と百王思想
 神功皇后説話の変容
 藤原氏の神話
 呉太伯後裔説
 家・職・芸の神話

4 中世神道のイメージとイコノロジー
 1 神器・神宝
 2 神宮をめぐるイコン
 3 神道説と図像
 4 神道曼荼羅

5 中世神道をめぐる人々
 重源
 貞慶
 度会行忠
 叡尊・覚乗
 度会常昌(常良)
 慈遍
 文観
 度会家行
 北畠親房
 釼阿
 了誉聖冏
 吉田兼倶

6 中世神道書の世界
 1 中世日本紀
 2 両部神道
 3 伊勢神道
 4 山王神道
 5 吉田神道
 6 その他

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