新しい教養としてのポップカルチャー

マンガ、アニメ、ゲーム講義

著者 内藤 理恵子
出版社 日本実業出版社
ジャンル 哲学・思想
出版年月日 2022/03/01
ISBN 9784534059093
判型・ページ数 4-6・270ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
アニメ、マンガ、ゲームにはまり込み、その“沼”を歩んできたロスジェネ世代の宗教学者による「ポップカルチャー教養主義」宣言!
本書のタイトルは「教養としてのポップカルチャー」ではなく、「『新しい』教養としてのポップカルチャー」である。
本書は、古来から「教養」の典型的な外形とされてきた、歴史上の文学や哲学の引用や、上から目線の社会批評など自体の意味合いを、根底から問い直す試みではないか?
第1部 マンガ
 マンガは教養か?
 フィクションは「現実」を描くべきか?
 自己啓発、宗教とポップカルチャーとの深い関係
 伊藤潤二の漫画を宗教的モチーフで読み解こう!
 アダブテーションってなんだ?『攻殻機動隊』

第2部 アニメ
 アニメを研究するとはどのようなことか?
 バブル期のカリカチュアとしてのアニメ作品たち
 浦島太郎を特撮にしたら?!
 就職氷河期の救済は異世界転生モノにしかない?
 アニメ絵はルッキズムを助長しているか?

第3部 ゲーム
 ビデオゲームとは何か?
 かけ足でビデオゲームの歴史
 監獄物語としてのゲーム『龍が如く』
 ゲーム文化は映画をどう変えたのか?
 ゲームの本質とは何か?

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