中世曹洞宗の地域展開と輪住制

著者 遠藤 廣昭
出版社 吉川弘文館
ジャンル 日本仏教 > 曹洞宗
出版年月日 2022/10/10
ISBN 9784642029759
判型・ページ数 A5・471ページ
定価 本体14,000円+税
在庫 在庫あり
日本仏教最大の門派を誇る曹洞宗。
中世後期の関東・甲信越を中心に、在地領主から庶民まで幅広い層との関係を探り、その展開を考察する。
派祖開山の寺院を弟子が短期間で交代しながら護持する運営形態=輪住制を分析し、仕組みや戦国大名との関わりなどを追究。
多角的な視点で論の構築を試み、曹洞禅僧・禅寺が地域社会に果たした役割を解き明かす。
序章 中世曹洞宗地域展開史研究の視角と方法

第一編 関東・甲信越地方を中心とした曹洞宗の展開
 第一章 越後上杉氏領国下における曹洞宗の展開
 第二章 関東管領・越後上杉氏と雲洞庵
 第三章 中世末期の争乱と曹洞宗寺院の動向―北・東信濃地方を中心として
 第四章 天英祥貞の行状について
 第五章 戦国期の村落と曹洞宗寺院―伊豆国横川太梅寺を事例として
 第六章 中世末南武蔵における曹洞宗如仲下崇芝派の展開と小机雲松院
 第七章 禅僧の俗縁と移動―全岩東純を事例として
 第八章 曹洞禅僧の集団移動―周防国禅昌寺開山慶屋定紹を事例として

第二編 曹洞宗の展開と輪住制
 第一章 相模国最乗寺本庵の輪住制
 第二章 相模国最乗寺脇寮大慈院・報恩院の輪住制
 第三章 戦国大名武田氏の曹洞宗統制と最乗寺輪住問題―拈笑派信濃国定津院・甲斐国興因寺の争論を中心として
 第四章 周防国闢雲寺の輪住制
 第五章 越前国龍沢寺輪住制の展開と傑堂・如仲門派の対応
 第六章 遠江国一雲斎の輪住制
 第七章 遠江国石雲院の輪住制
 第八章 三河国龍溪院輪住制と地域社会―「祠堂帳」の分析を中心として
 結章 中世曹洞宗の地域展開と輪住制

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