書物の時代の宗教【アジア遊学287】

日本近世における神と仏の変遷

著者 岸本 覚
曽根原 理
出版社 勉誠出版
ジャンル 歴史・資料
シリーズ アジア遊学
出版年月日 2023/09/01
ISBN 9784585325338
判型・ページ数 A5・263ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
近世宗教文化の新たなイメージを開拓する。

日本近世の宗教は、出版文化の発達により大きな転換を迎える。
中世までの写本の時代と異なり、木版・整版による出版が商業的に発達し、明治以降の洋式活字出版の時代とも異なる、一つの時代が形成されたのである。
そのような流れの中で、仏神のイメージや宗教環境はどのように変化したのか。
民間のカミ、為政者たちが崇める仏神、そして東照宮を頂点とする国家の宗教体系は、近世社会とどのような関わりを持ったのか。
書物との関係を射程に入れて、社会情勢や文化現象の中で揺れ動く宗教の姿を読み解く。

 

近世の書物と宗教文化
「大成経」と秘伝の世界
カミとホトケの系譜
近世社会と宗教儀礼

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