試し読み

親鸞教義とその展開 上・下 (単行本)

『教行信証』や、親鸞教義と親鸞以降の教学の問題を究明した論文ほか。聖教を根拠に論理的論考を展開する真宗学の第一人者の論集。

著者 内藤 知康
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2024/08/02
ISBN 9784831879387
判型・ページ数 A5・660ページ
定価 本体9,000円+税
在庫 在庫あり
真宗学の第一人者である著者の論文を集成。主研究である『教行信証』各巻の考察や、親鸞教義と親鸞以降の真宗教学の問題を究明した論文ほか。先行研究を網羅的に踏まえた上で、聖教を根拠とした論理的で厳正な論考を展開。
《目次―上巻―》
刊行に当たって(龍谷大学教授 井上見淳)
第一部 『教行信証』に関する考察
  第一章 親鸞における「本願」の用語例──特に『教行信証』において──
  第二章 「行文類」称名破満釈の解釈について
  第三章 「信文類」逆謗除取釈についての一考察
  第四章 『教行信証』「証文類」引用文の所顕──願文と成就文──
  第五章 「真仏土文類」における『論註』性功徳釈引意に対する一考察
  第六章 「方便化身土文類」の意義
  第七章 「化身土文類」の隠顕釈についての諸説
第二部 親鸞教義の諸問題
  第一章 信心の智慧に対する一考察
  第二章 親鸞における実践の論理構造
  第三章 親鸞の証果論
  第四章 親鸞の阿弥陀仏観
  第五章 『歎異抄』第三章についての一考察
  第六章 親鸞の神祇観についての一考察
  第七章 親鸞における不可思議の意義
初出一覧

《目次―下巻―》
第三部 浄土教の基本姿勢
  第一章 他方世界としての浄土
  第二章 真宗教学の論理構造──衆生の論理と仏の論理──
  第三章 真宗教学の論理構造──江戸宗学の基本姿勢──
  第四章 真宗教学における実相の取り扱い
第四部 真宗教学の諸問題
  第一章 蓮如上人の神祇に関する教化
  第二章 真宗教学における称名報恩の意義
  第三章 真宗教学における五逆・謗法・一闡提の位置づけ
  第四章 一念覚知説の検討
  第五章 江戸宗学の宗体論
  第六章 善譲師の行信論
第五部 真宗教学と現代
  第一章 真宗教学と和平
  第二章 実践真宗学研究科設立の意義
  第三章 「一つところへまゐりあふ」と日本的心情──芥川龍之介の『おぎん』を題材として──
初出一覧

SHOPPING ご注文

9,000円+税

試し読み

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 文庫5周年特設サイト

  • 仏教書販売研究会

  • 歴史書懇話会

  • 浄土真宗の法話案内

  • bookcover

  • mokoroku

  • detabase

  • バーゲンブック

  • 仏教のすすめ

  • Kinoden

  • Maruzen eBook Library

  • 寺院コム