受賞のお知らせ(2024年度) - 2024.09.16
講義 宗教の「戦争」論
不殺生と殺人肯定の論理
――聖書と神学、クリスチャン(トルストイ、内村鑑三、ヴェーバーほか)の言説から
第二講 宗教戦争と民族紛争の本質構造 [黒川知文]
――十字軍、三十年戦争、パレスティナ戦争など
第三講 正教会(東方教会)の戦争論 [黒川知文]
――プーチン・ロシアにおけるビザンティンハーモニーの復活が意味するもの
第四講 ユダヤ教における聖戦 [志田雅宏]
――理念と実践のはざま
第五講 イスラームは「戦争」をどう考えるか [鎌田繁]
――クルアーンと古典的法学、「反体制派のジハード論」
第六講 ゾロアスター教の戦争イデオロギー [青木健]
――「世界最古の啓示宗教」とサーサーン朝ペルシア帝国
第七講 ヒンドゥー教の古典にみる「宗教と戦争」 [杉木恒彦]
――クシャトリヤ(戦士)の役割と救い
第八講 ジャイナ教の不殺生戒と戦争 [上田真啓]
第九講 仏教と戦争――持たざる者の平和論 [馬場紀寿]
第十講 大乗仏教から考える戦争と平和 [蓑輪顕量]
――『法華経』『涅槃経』を手がかりに
第十一講 「僧兵」から考える日本仏教と戦争 [大谷由香]
第十二講 儒教における「人を殺すべき場合」 [小島毅]
第十三講 道教と戦争 [横手裕]