神学と神話 ドイツ文化誌の視座から

著者 河崎 靖
出版社 現代書館
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
出版年月日 2019/03/30
ISBN 9784768458587
判型・ページ数 4-6・292ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 在庫あり
キリスト教思想はいかに伝えられ、なぜヨーロッパ文化の基層となり得たのか?第二次世界大戦下のドイツでキリスト者はいかに生き、信仰と向き合ったのか?言語学者が宗教者たちのテクストを解読し、その文化誌的特徴を浮き彫りにする。
第1部 神学の歴史 キリスト教神学の成立史―異教の文化圏への伝播の歴史
 キリスト教の諸問題―『旧約聖書』をどう読むか
 『聖書』が生まれた背景
 文化としての『聖書』―キリスト教の伝播

第2部 現代の神学 文化誌としての神学―聖書・信仰・戦争
 ルター―『聖書』を軸に
 ニーメラー―権力に対峙する牧師
 ボンヘッファー―ナチスに立ち向かう
 ガレン神父―カトリックの立場から
 カール・バルト―「告白教会」の支柱

第3部 神学と神話 神話の世界―異教文化圏におけるキリスト教
 ゲルマン神話の本質
 比較神話学
 日本神話(出雲神話を中心に)
 世界の神話

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