新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
律令国家の祭祀と災異
七世紀から八世紀にかけて成立した律令国家は、頻発する災異から共同体を保全するため、元来は豊穣・防疫を祈り収穫を感謝して執り行われる祭祀を、どのようにしてシステム化し、国家祭祀として制度化したのか。古代の「罪」と「祟」、神仏習合、神郡の成立、神階奉授、神税管理などを分析し、歴史学と宗教学の両面から古代祭祀の実態を解き明かす。
律令国家祭祀の構造―官社・名神・神祇官を中心に
第1部 古代祭祀と災異
律令期神祇制の再検討―霊験と祟りをめぐる神事のシステム化を中心に
古代の「罪」と「祟」―稲荷神にみる「伐木の罪」と「天皇不予」とを中心に
古代における災異への対処とその思想的背景―神・仏・天のうち神祇の対処を中心に
律令国家における神仏関係
第2部 律令国家と祭祀
古代の神事構造と神郡の成立
律令制の成立と祭祀―出雲神郡の成立を中心に
令制下における国造
奈良時代の神位の性格
第3部 国家祭祀と神社
律令祭祀の成立と神社
古代の神社とその周縁
国家祭祀と神税―神社経済
国家祭祀と神主―国家と奉斎集団とをつなぐ神職
第1部 古代祭祀と災異
律令期神祇制の再検討―霊験と祟りをめぐる神事のシステム化を中心に
古代の「罪」と「祟」―稲荷神にみる「伐木の罪」と「天皇不予」とを中心に
古代における災異への対処とその思想的背景―神・仏・天のうち神祇の対処を中心に
律令国家における神仏関係
第2部 律令国家と祭祀
古代の神事構造と神郡の成立
律令制の成立と祭祀―出雲神郡の成立を中心に
令制下における国造
奈良時代の神位の性格
第3部 国家祭祀と神社
律令祭祀の成立と神社
古代の神社とその周縁
国家祭祀と神税―神社経済
国家祭祀と神主―国家と奉斎集団とをつなぐ神職