新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
宗教消滅 【SB新書332】
資本主義は宗教と心中する
日本・世界の宗教に異変が起きている。
かつて隆盛を誇った新興宗教は、入信者を減らし、衰退の一途をたどっている。 多くの人は何の問題も感じないかもしれない。しかし、新宗教団体が戦後に急に拡大していったことを考えると、そこからは日本の社会が変容をとげようとする姿が見えてくる。しかも、衰退しているのは新宗教だけではなく、仏教や神道にも衰退の兆しが見えている。
本書は、世界と日本の宗教が衰退している現象を読み解きながら、 それを経済・資本主義とからめて宗教の未来を予測する。 これから考えようとするのは、極めて重要な問題である。共同体を解体しつくした資本主義は、宗教さえも解体し、どこへ行きつくのか。 拠り所をなくした人はどうなっていくのか―。
ポスト資本主義の社会を「宗教」から読み解く野心的な1冊。
序章 今、日本で宗教消滅の兆しが見られる
1章 宗教の未来を予見するための重要なセオリー
2章 ヨーロッパが直面する宗教の危機
3章 世界同時多発的に起きる「宗教消滅」
4章 なぜ、宗教が終焉に向かいつつあるのか
5章 宗教と「資本主義経済」の密接な関係
6章 急速に衰退する日本の宗教
7章 宗教なき日本、いかに生きるべきか?
終章 恐るべき未来―高度資本主義が、宗教と人類を滅ぼす日
1章 宗教の未来を予見するための重要なセオリー
2章 ヨーロッパが直面する宗教の危機
3章 世界同時多発的に起きる「宗教消滅」
4章 なぜ、宗教が終焉に向かいつつあるのか
5章 宗教と「資本主義経済」の密接な関係
6章 急速に衰退する日本の宗教
7章 宗教なき日本、いかに生きるべきか?
終章 恐るべき未来―高度資本主義が、宗教と人類を滅ぼす日