新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
疫病vs神【中公新書ラクレ700】
日本人はくり返し流行する疫病を神として祀ることで、その災厄から逃れようとしてきた。
都の発展は病の流行を生み、疫病退散のために祇園祀りが行われた。
また、ある種の疫病は「怨霊」として人々から恐れられてきた――。
そこには、一神教の世界と異なり、多神教の日本だからこその疫神を祀るという行為がある。
長い歴史の中で、日本人はどのように病と闘ってきたのだろうか。
都の発展は病の流行を生み、疫病退散のために祇園祀りが行われた。
また、ある種の疫病は「怨霊」として人々から恐れられてきた――。
そこには、一神教の世界と異なり、多神教の日本だからこその疫神を祀るという行為がある。
長い歴史の中で、日本人はどのように病と闘ってきたのだろうか。
第1章 医学はどれだけ流行病に無力だったのか
第2章 疫病神としての天照大神
第3章 疫病は仏教伝来のせいなのか
第4章 天然痘の大流行が東大寺の大仏を生んだ
第5章 祇園祭の起源は疫病退散
第6章 菅原道真を怨霊とした咳病はインフルエンザ
第7章 疫病がくり返される末法の世が鎌倉新仏教を生んだ
第8章 なぜキリスト教の宣教師は日本に疫病をもたらさなかったのか
第9章 虎狼狸という妖怪の正体はコレラ
第2章 疫病神としての天照大神
第3章 疫病は仏教伝来のせいなのか
第4章 天然痘の大流行が東大寺の大仏を生んだ
第5章 祇園祭の起源は疫病退散
第6章 菅原道真を怨霊とした咳病はインフルエンザ
第7章 疫病がくり返される末法の世が鎌倉新仏教を生んだ
第8章 なぜキリスト教の宣教師は日本に疫病をもたらさなかったのか
第9章 虎狼狸という妖怪の正体はコレラ